食材を乗せて運べる!幅広の包丁ってアウトドアで便利!

やはり目が行くのはたっぷり幅をとって設計されたブレード部分。巨大な包丁の重みを利用しながら食材をカットしていく発想は中華包丁と同じですが、先端を緩く尖らせることで繊細なカットもしやすくなっていたり、ハンドルに近い根元部分には握り込んだ中指をホールドできる凹みがついていたりと、使いやすさに配慮した工夫が満載です。

2mm厚のしっかりしたブレードは、大きな肉を豪快に切り分けるのはもちろん、魚や野菜のカットもスムーズ。刻んだ食材は幅広ブレードでサッとすくいとれば、そのまま運べちゃいます。

考案したのはミラノ生まれの料理人、ミケーレ・カニストラロ。人気料理番組「マスターシェフ・オールスター」での優勝をきっかけにその名が知られるようになったスーパーシェフは、とりわけ肉料理が得意とのこと。

そんなミケーレの考える“理想のアウトドア包丁”を現実のものとした包丁で、タッグを組んだのは、創業より150年を超えるイタリアの老舗包丁メーカー、アンブロジオ・サネッリ社。本来プロフェッショナル向けの包丁を中心に手がけるメーカーで、一般ユーザーが購入できる機会はごく限られているのだそう。

ブレード部分の素材には“NITRO-B”と呼ばれるチッソ含有量の高い鋼を用いることで、防錆性を維持しながら硬度の向上を実現。ハンドル部分には木目の美しいウォールナットを使い、ブレードの根元部分には高い密度と強靭さで知られるエボニー(黒檀)を使用。熟練の職人により、ひとつずつ手作業で作られています。

赤いステッチや“ホネ”が型押しされた専用革製ケースも付属するので、収納や携帯に困る心配もナシ。持っているだけでちょっと自慢できそうなキッチンアイテムです。

>> Makuake

<文/&GP>

 

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