まず特徴として挙げられるのが持ちやすさで、通常のハンドルの他に横に飛び出したスリングハンドルを搭載。握りやすいふたつのハンドルで支えることにより、片腕だけに負担がかかることがなく、さらに撮影時の安定感がアップします。
また、スリングハンドルを使えば地面ギリギリでスマホを構えることができ、見上げるようなローアングル撮影も可能に。2つのハンドルを使い分けることで、ローポジションもハイポジションも、自由なアングルで撮影できるのがこのジンバルの強みです。
スマホ撮影でネックになる手ブレは3軸スタビライザーによって補正。タフなハウジングと高いモーター出力によって、カメラを手持ちして歩いている時でも映像は滑らか。
スマホを360度回転（パン軸）させながら撮影するインセプションモードも搭載しており、テレビCMのような印象的な映像を撮ることも。なお、3ヵ所すべての軸に独立した物理ロック機構を搭載しているため、保管や持ち運び際に軸がブラブラすることはありません。
シャッターやジンバルの動きは、スリングハンドルのトップにまとめられたボタンによってコントロール。握りながらの操作が可能なので、片手でもスムーズに撮影できます。
ボタンとは逆のハンドル先端には、ズーム、フォーカス、3軸の操作を行えるマジックホイールを搭載。クルクルと回す簡単な操作で繊細な調整ができるから、撮影時には何かと重宝するはず。なお、ジンバルとスマホのワイヤレス接続は専用アプリによって行い、アプリではAIフォトレタッチやタイムラプス撮影などの多彩な機能を使うことが可能です。
ジンバル本体には軽くて丈夫な航空グレードのアルミニウムを採用しており、ペイロード（積載荷重）は520gとなっているので、大きなサイズのスマホ（幅55～88mm）やライトなどのオプションにも対応します。通常のハンドルの下部には汎用性のある1／4インチネジ穴があるので、付属の小型三脚をはじめ、エクステンションロッドなどのアクセサリーも取り付け可能です。
その他のスペックは、本体サイズ188.25×132.56×328.58mm、重さ683g、連続稼働時間約11時間となっており、本体カラーはブラックとホワイトの2色から選べます。
また、ジンバルと小型三脚以外に、持ち運びに便利な“専用キャリーケース”、簡単に取り付け可能な“マグネット式LEDライト”、被写体を自動でフレーム内に収めてくれる“AIトラッキングモジュール”、多彩なアクセサリーを取り付け可能な“コールドシューマウント”を同梱したコンプリートパック（3万9800円）も発売中。
動画撮影はすべてスマホでという人や、これからVlogをはじめようと考えている人は要チェックです！
>> FeiyuTech
＜文／&GP＞
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