意外とできちゃう?「ウクレレでマイケル」に挑戦

何かにやりがいを持ちたい、自分の成長を感じたい。そう思ったことはないだろうか。学生の頃や、仕事を始めたばかりの頃は日々体感できたかも知れないが、社会人10年目くらいになってくると日々成長、というわけにはないかない。

どうしてもルーティーンワーク化してくる部分もあるだろう。まぁ、難なく毎日の仕事をこなせるというのは成長の証に他ならないが、やはり新たな刺激が欲しくなってくるものである。そんな方にお勧めなのが「ウクレレ」だ。

なぜウクレレか。それは非常に敷居が低いからである。まず初期投資。安いのだ。楽器というと高価なイメージがあるが、1000円台から入手可能。もちろん上を見れば軽自動車が買えそうな最高級品もあるが、これから始める人は安価なもので充分。押入れでホコリをかぶることになったとしても、投資のダメージが少ないから、始めるにあたって大分気楽なのではないだろうか。

そして難易度の低さ。こちらも高みを目指せば果てしないが、いきなりジェイク・シマブクロ(ハワイ出身のウクレレ奏者)になるための鍛錬を始める必要はない。それっぽい音が奏でられたら、まずは充分である。ギターよりもコンパクトで弦が少ないため、始めて早々に「Fコードの壁」にぶちあたって挫折、という惨劇は少ないはずだ。

このウクレレ曲集は入門者、初心者向けにシンプルなコードにアレンジされているため、少し練習すればある程度は形になるはずだ。マイケル・ジャクソンの名曲をウクレレで弾いたらどんな感じなのか、気になりませんか? ぜひ、自分で弾いて確かめてみよう。

BBQ、キャンプなど、何かと外遊びが増えてくる季節である。ウクレレがあれば下手だろうが何だろうが、ひと盛り上がりできるはず。今年の夏は「ウクレレでマイケル on キャンプ」といきたいものだ。

ヤマハミュージックメディア
「マイケル・ジャクソン・フォー・ウクレレ」
菊倍半縦/80ページ

2916円(文/太田史郎)

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする