■自分のスタイルで選べる個性豊かな3モデル
今回のシリーズは、自分の登山のスタイルに合わせて選べる3つのモデルが用意されています。
▲「ストリングリッジ VST 1.5P」
まず、とにかく1gでも荷物を削ぎ落としたいミニマリストの期待に応えるのが、トレッキングポールを使って設営する「ストリングリッジ VST」(1.5P:8万8000円/2.5P:12万1000円)です。
▲「ストリングリッジ VST 1.5P」
このモデルは、FKT(Fastest Known Time)と呼ばれる“素早くコースを踏破する”スタイルに対応するハイブリッド型で、設営にはトレッキングポールを使用。
▲「ストリングリッジ VST 2.5P」
▲「ストリングリッジ VST 2.5P」
専用のポールを持ち歩く必要がないので、重量も1.5Pで654g、2.5Pで953gととかなり軽量。トレッキングポールを使う人ならこれに替えるだけでザックの重さが劇的に変わるはずですよ。
▲「ピッチパインVST 1.5P」
さらに“とにかく自立式(専用ポール式)がいい、でも軽さも妥協したくない! ”というストレートな要望には、ブランド内の全ラインナップ中で882gと最軽量を更新した「ピッチパインVST 1.5P」(9万9000円)が最適。
▲「ピッチパインVST 1.5P」
シンプルな設計ながら“DACフェザーライトNFLポール”を組み合わせることで、素早く簡単に広い居住空間を確保できるハイブリッドシェルターに仕上がっています。この軽さでこの広さ、ULバックパッカーにとってはまさに理想郷のような選択肢になるのではないでしょうか。
▲「サルビス VST 2P」
そして私のように“やっぱり専用ポールがある安心感は捨てがたい…”という欲張りな人には「サルビス VST」(2P:12万6500円/3P:14万8500円)。付属のポールを使って簡単かつスピーディーに設営できるこのモデルは、まさに冒険者のための頼もしい相棒といえます。
▲「サルビス VST 2P」
2Pで1270g、3Pで1530gと、同じ専用ポールを使用する「ピッチパインVST 1.5P」と比べると重量は増しますが、その分、居住性は格段にアップ。
▲「サルビス VST 3P」
天井空間を広げるリッジポールの採用に加え、前後2か所に入口を設けることで、FKT対応モデルでありながら開放的で快適な空間を実現しているんです。軽さを極めるか、広さと安心感を取るか、自分のスタイルに合わせて選べるのがこのラインナップの魅力ですね。
▲「サルビス VST 3P」
パイオニアであるビッグアグネスが、ハイカーたちの生の声をフィードバックして作り上げたこのシリーズ。“FKT”というタイムアタック的な遊び方は日本ではまだまだ知られていませんが、それでも野遊びを楽しむ多くの人達にとって、このシリーズの高機能性っぷりは恩恵マシマシ。実際に手に取ってその軽さを体感したら、次の山行がもっと楽しみになりそう。
5月上旬から順次発売とのことなので、これからのグリーンシーズン、装備の軽量化を考えている人はチェックしておいて損はないですよ。個人的には「ピッチパインVST 1.5P」が気になるな。1“.5”Pっていうのがすごく良い。
>> Big Agnes
<文/山口健壱(GoodsPress Web)>
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