装備厳選!プライベート小型機で行くバックパック離島キャンプの旅

■まずはRYU流キャンプの装備を減らすコツ!

離島に行く場合に限らず、キャンプをしている方であれば、一度はもう少し荷物を減らせないかな? と思ったことありませんか。

今回も同様で、チャーター機「クエストコディアック100」に積載できる個人の荷物は、1人約20~25kgという制限がありました。それだけに装備品を厳選。

普段から、どのように荷物を減らしているかのコツは以下の通りです。

1.キャンプ道具を入れるモノ(箱やバックパックなど)を小さくする!

バックパックやスーツケースなどの入れものを決め、そのサイズを小さくすればいいのです。ちなみに私のおすすめのサイズは30〜40Lくらいのバックパック。このくらいの容量があれば、2泊3日くらいのキャンプであれば、十分にキャンプを楽しめるギアを持って行けますよ。

2.実際にキャンプをしてみて使わなかったものは、次回は持っていかない

キャンプで使わなかったものは、必要がないから使わないのです。

「せっかく買ったし、何かの時は使うかも!」という気持ちは捨ててください。「これ持っていけばモテるかも!」で持っていくのはぎりぎりOKです(笑)

使わないものは持っていかない! という断固たる決意をしてください。

3.熱源は焚き火のみ

火器類はかさばりますので、調理をしたり、暖を取ったりするのはすべて焚き火でまかないましょう。

焚き火を学べば、火力調整もできますから調理も問題ないですし、暖を取る際にも焚き火ひとつで十分真冬でも快適に過ごせます。私はマイナス10℃くらいまでしか経験はありませんが(笑)

4.料理はできるだけ下準備して持っていく

調理器具はかなりかさばりますよね?

今回は飛行機の重量制限があったので現地で食材を買いましたが、キャンプ料理は献立を決め、可能であれば下準備までしてから行くと、調理器具も調味料も最低限で済みます。

あと、お酒飲む方は、ビール等の缶類は持っていかず、ウィスキーなどのリキュール系1本にすれば荷物軽減につながりますよ。

5.クッカーは飯ごうを使うべし!

私は飯ごうこそ、最強のクッカーだと思ってます。

かさばらない上に軽く、「煮る」「焼く」「蒸す」「茹でる」といった、すべての調理が可能です。

そして一番気に入っているポイントは、内部にマグカップをきれいに収納できる点。さまざまなクッカーはありますが、マグカップを2個(サイズ違いであれば合計4個)収納できるのは、飯ごうだけではないでしょうか。

なので私は、飯ごうの中にマグカップ、調味料、カトラリーを入れています。

6.落ちている木を利用せよ!

ペグ、ポール、ランタンスタンドなど、すべて必要に応じて木で作ればよいのです。

または立ち木を利用し、ロープワークを駆使すれば、幕は張れます。これだけでかなりの重量軽減につながります。

私なりの荷物軽減テクニックはお分かりいただけましたでしょうか?

もちろん、お気に入りのギアは持って行きたいですし、眺めているだけでニヤニヤできるギアもあると思います。それはそれで、持って行けばいいのです。無理のない範囲でできることをやっていきましょう!

【次ページ】離島に携行した装備とは?

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