世界の機内食案内[2] Lufthansa 成田〜フランクフルト

【成田 → フランクフルト】LH711

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食事前のドリンクサービスで配られた“Soletti Happy Mix”は、ミニサイズのプレッツェルなどが入った塩味のスナック。いかにもドイツっぽいですが、実は隣国オーストリアのブランドです。

 

[1回めの食事]

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○蒸し焼き風チキンが乗ったパスタ 野菜トマトソースかけ
○ミニサラダ(スモークサーモン、ポテトサラダ、ミニトマト)
○細巻き(キュウリ、かんぴょう)
○フルーツ(リンゴ、ブドウ、キウイ、パイナップル)
○パン、バター

パスタのソースは、野菜を賽の目にカットしてトマトソースで軽く煮込んだもの。ソースに野菜を使っているのは嬉しいですね。大きなチキンが2枚もパスタの上に乗り、ボリューム満点ですが、味はちょっと残念。炭水化物が多いので、質より量のプレートでした。

 

[2回めの食事]

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○グラタンのようにもラザーニアのようにも見えるラビオリ?
○チョコレートケーキ
○パン、バター

メイン+パン+デザートという超シンプルな食事で、メインのソースは、1食めのトマト野菜ソースとよく似ていました。
しっとり濃厚なチョコレートケーキは食べごたえも満足度も上々。


 

 

【フランクフルト → 成田】 LH710

[1回めの食事]

 

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○チキンカレーライス
○のり巻き
○うどん(刻みネギ、ワサビ)
○フルーツポンチ
○パン、バター

ルフトハンザのメニューにもカレーライスがある!
その上、のり巻きにうどん、という日本的なメニューなのは、ドイツから乗ってくる日本人以外の乗客も意識しているのかもしれません。
パンとバターが付いているのは、のり巻きやうどんといった食事が口に合わない外国人客用でしょうか。

 

[2回めの食事]

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○オムレツ
○パン、バター、ジャム
○カットフルーツ(マンゴー)

見た目のワクワク感も乏しい、かなり単調なメニューだったのが残念。
フルーツは1種類のみがてんこ盛りなので、完食までには至りませんでした。バリエーションがあると嬉しかったのですが。
ライ麦の粒々した感じがあって香ばしいパンは、おいしくいただけました。


 

この時の機体は、往復ともエアバスA380。
A380は成田-フランクフルト間で2010年6月に就航が始まりました。この時のドイツ行は、A380に乗るためにルフトハンザを選んだので、機内食の物足りなさはA380が補ってくれました。
静かで安定した飛行のA380だったので、エコノミーの座席でもいい気分でフライトを楽しめましたが、残念ながら、ルフトハンザのA380は2013年冬に日本路線から撤退しました。

いつかまたA380に乗れる日を夢見ています。

(取材・文/綿引まゆみ)


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