キッチンお役立ち「真空パック」で料理と保存がラクになる!

 

今回使ってみたのはIDEA LABEL「ハンディフードシーラースターターセット」(7560円)。フードシーラー本体は、流線型ボディに吸引口とボタンが1つあるだけのシンプル設計です。電池でもACアダプターでも使えるのが便利。
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その他に、手持ちの容器にかぶせる蓋型のフードシーラーリッドSとM、袋になっているフードシーラーバッグSMが各1枚セットになっていますが、今回は追加でLサイズの袋も使いました。
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まずは冷蔵庫の中の猛者たちを一掃!

とりあえずやってみよう!
まずは我が家の冷蔵庫に居座る強敵たちを、どうにかしてみます。
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まとめ買いしては忘れ去られる鶏胸肉。
フードシーラーバッグに入れたら「ジッパーロック」という白いクリップで口を閉じます。
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あとは本体の吸引口を、バッグ表面の緑色の丸にピタっと当てて、ボタンを押すだけ!
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「ブベベベベベ…ベベベッッッ」的な音とともに空気が吸われ、約10秒ほどでストップ。
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「あらやだ! こりゃ本当に真空パックだわ!」

 

次に花が咲いてしまった菜花。
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可憐……ですが、このままでは食べどきを逸するのでパック!
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カサが減って、野菜庫に入れやすくなりました。

 

次は大物。

「安い!かっこいい!!」と買っては冷凍焼けさせてしまう食材NO.1「鯛兜」。
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こんなデカイの大丈夫だろうか…。
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大丈夫だった!

 

お魚のように水気のある食材は、吸引につれ水分が上がってきますが、吸引口に水が入ったら自動で止まってくれます。ハンディフードシーラー本体の口部分は水洗い可能なので、衛生的にも安心。


 

ハンディフードシーラーを駆使してホームパーティ!

これは意外なほど手軽&簡単で、横着モノな私にぴったり! てなわけで、真空パックのチカラを駆使し「春のホームパーティ料理」と「お弁当」をどれだけラクに作れるか挑戦です。

まずはパーティー料理から!

早速取り出したのが、さっきパックしたばかりの鶏胸肉。
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そのままお湯にぽちゃり。あとは70度を保ちながら1時間ほど放置するだけ!

このフードシーラーバッグは、70度までなら湯煎可能です。炊飯器の保温機能を使って湯煎するのも便利かも(機種によっては保温が70度以上の場合があるので要注意)。
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実働5分ほどで「鶏胸肉とクレソンの横着サラダ」が完成しました。

 

■作りっぱなしで真空に! 簡単おつまみ
パーティにはおつまみも必要です。
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ドライトマトを戻して、上からドボドボとオリーブオイルをかけるだけ。
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フードシーラーリッドをかぶせてハンディフードシーラーで吸引すれば、いつものガラス小鉢が真空容器になりました。
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容器とリッドがぴったりくっついて、持ち上げても落ちない!

 

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冷蔵庫に入れておけば、バルブ部分のつまみを開けて蓋を取るだけで出せる横着おつまみです。

 

■スープは鍋ごと冷蔵庫へ!

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早春の味オニオンヌーボーをコンソメキューブと一緒に煮ただけのスープ。
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鍋に直接フードシーラーリッドを付けて吸引すれば真空保存容器になります。冷蔵庫に入れておけば、温めなおすだけです。

 

■味付け肉と茹で野菜パックで簡単メイン料理
メインはやっぱりお肉!
味付けした骨付豚ロースを前日など事前に用意し、そのままパックしておきます。
IMG_1894 フードシーラーバッグは液体NGなので、シーズニングたっぷりと少量のオイルをまぶします。
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お客さんが揃ったら、新ジャガイモとオーブンに突っ込んで「横着ローストポーク新じゃが添え」の完成です。
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ブロッコリー、芽キャベツ、スナップエンドウなどで「春野菜まとめ茹でパック」を作っておいたので、付け合わせも楽チン。

パーティー料理に関しては、真空保存によって作り置き料理もフレッシュ感を失わないので、当日のバタバタをかなり軽減できそうだと感じました。


 

片付けにも真空パックが便利!

しかし、片付け終えるまでがホームパーティ!

ローストポークに添えたジャガイモやニンジンは多めに焼いてパックしておくと便利です。
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使い残しのフレッシュハーブもパック。香りが長続きしてくれそう。
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■真空のチカラで、ラクしてお弁当!

朝の忙しい時間に作るお弁当でも、真空のチカラを使って横着してみました。メインの鰆は、前日に塩とお醤油・お酒を吸わせてパックしておきました。
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冷蔵庫から出して焼くだけ!

パーティで多めに焼いておいたジャガイモ・ニンジンも、パックの上から潰してマヨネーズで和えるだけでポテトサラダもどきに!

 

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冒頭でパックしていた菜花や「春野菜まとめ茹でパック」も活用し、あっという間にお弁当が完成しました(横着なので、卵焼きとお漬物は市販品です。あしからず)。
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デザートのフルーツは間隔をあけてパックし、冷凍しました。

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保冷バッグで持ち出せば、食べる頃には冷やしフルーツになっていることでしょう。

「IDEA LABEL」ハンディフードシーラーを使ってみて

実はミッションを受けた当初は「横着モノとしては、こまめにパックする作業が大変そうだ…」と感じていました。
しかし今回、ホームパーティ料理とお弁当にハンディフードシーラーを使ってみて思ったのは「これをうまく使えば横着できる!」ということ。

生鮮食品を買いすぎちゃっても真空一発!
作り置きしまくりなら容器のまま真空一発!

コードレスでも使えるシーラーは扱いもラク。ちょっとしたひと手間で、かなりラクをさせてくれるツールだと感じます。

 

(文/くぼきひろこ

くぼきひろこ

くぼきひろこ/ライター

美食・カルチャー・ライフスタイル・クルマ・ゴルフ・巷の美女etc……対象は様々に、雑誌・ウェブサイト等の各種媒体にて活動中のフリーライター。「人の仕事のすべて。そして、その仕事から生み出されるすべてのモノゴトが面白い!」と津々浦々の興味津々で取材・執筆を行う。

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