道具を減らして身軽にキャンプに行こう!バックパックキャンプの楽しみ方

■バックパックキャンプの仕方

以前、「装備厳選!プライベート小型機で行くバックパック離島キャンプの旅」という記事でも触れたのですが、装備を減らすコツは下記の7項目です。細かい内容は、以前の記事をご参照ください。

1.キャンプ道具を入れるものを小さくする
以前の記事では30〜40リットルくらいの容量のバックパックがおすすめと記載しましたが、バックパックの選び方で容量以外についてもう少し詳しく後述します。

2.実際にキャンプしてみて使わなかったものは、次回持っていかない
キャンプに持って行って帰ってきたときに、「あっ、これ使わなかったな」というのものはマストなアイテムではないので、次回は置いていきましょう。「使うかも!?」と思った道具は持っていかないのが、荷物を減らすコツです。

3.熱源は焚き火のみ
以前書いたように、熱源を焚き火のみにすれば、一番荷物が減りますが、もしも軽量コンパクトで使いたいバーナーがあれば、焚き火のみに固執しなくても大丈夫です。

4.料理はできるだけ下準備して持っていく
これはかなり重量なポイントです。現地で買い物すると相当かさ張り、私もよく40リットルくらいのバックパックでキャンプに行く際、現地で食材を買います。バックパックのメインコンパートメントの相当な部分を空けているのにもかかわらず、結局ビニール袋で手持ちする場合もあるくらい。なので下準備して、必要な食材だけを持っていくのがベストです。食材はもっともかさ張るので、持っていく際のちょっとしたコツを後ほど。

5.クッカーは飯ごうを使うべし!
個人的に最強のクッカーは飯ごうだと思っているので強い愛着がありますが、スタッキング力と、汎用性は非常に高いのでおすすめです。ただし、飯ごうでなければバックパックキャンプできない訳ではありません。大事なのはクッカーを、1つの用途だけではなく、複数の用途で使うということ。

6.落ちてる木を利用せよ
木に限らず、その場で使えるものは工夫して全部使う! 精神が大事です。

7.必須ギアと使いたいギアの線引きをする
この項目は以前の記事にはなかったのですが、結構重要なことなので追加します。私もそうですが、キャンプギアって愛着が湧いて、使いたいから持っていくということが多くないですか? もしくは眺めてたい、とか。

それはそれで良いのです。とっても大切な楽しみ方だから。でも感情を抑えて冷静に考えた場合、本当にそれは必要不可欠なものか、否か。これは明確にしておいた方がいいですよね。

そうすることで、バックパックに入らない場合や重量が重くなり過ぎた場合に、削る選択肢に入れられます。お気に入りのギアを置いていくというのは、苦渋の選択だと思いますが(笑)

■バックパックの選び方

バックパックの選び方は、外付けの拡張性が高いものを選ぶべし!

バックパックは、大別すると登山用と、ミリタリー系と、シティ用があります。個人的なおすすめはミリタリー系か、登山用のものです。理由は、丈夫でモールシステムがあり、外付けできる拡張性が高いからです。

シティ系のものは、シンプルに作られているので、拡張性と耐久性に難があります。登山用のバックパックは丈夫で軽量、そしてアウトドアでの使用を考え作られているのでまったく問題なく使えますが、唯一難点は、外付けの拡張性が低いことです。その分、容量を大きくすればいいのですが。

ミリタリー系は丈夫で拡張性が高く、デザインが好みなので使ってます。もちろん登山用でも問題ありませんよ。

こちらは登山用のバックパック。60リットル入る大容量のタイプです。

ミリタリー系のバックパックは表面にモール(ベルト)がついているため、外にポーチなど自分のスタイルや用途に合わせて外付けが可能。

■食材、氷の整理の仕方

荷物で最もかさ張るのは、食材と氷、または保冷剤です。

極限まで荷物を減らす場合は、食材はすべてカットしてまとめる。そして肉類で要冷蔵のものは凍らせて持っていくことで、保冷剤代わりにする。ここがポイントです。真夏で日陰がないキャンプ場は、肉を凍らせたものだけで保冷剤にするのはちょっと厳しいのですが、春秋冬はこれでいけます。もちろん地域、気温によりますが。

肉を凍らせソフトクーラポーチに入れておけば保冷剤代わりにもなります。

■1つのクッカーを様々な用途で使う

食材の次にかさ張るのが、調理道具です。なのでなるべく、1つの調理道具で、複数の使い方をしましょう。

例えば、飯ごうの蓋の場合、湯を沸かしたり、フライパンがわりにしたり、お皿にしたりできますが、このように1個3役くらいで使えるといいですね。

飲料を飲むカップは、ドリンクだけでなく味噌汁やスープを飲む際にも使用。

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