たこ焼きだけじゃない!イワタニの「たこ焼き器」は“1人たこパ”にも最高でした!

■カリもち食感を作るたこ焼き器

今回購入した「たこ焼き器」は、カセットコンロでおなじみのイワタニ製で、コンロと同じくカセットガス式。どこにでも持ち運べるので、キャンプや屋上、庭などのアウトドアでも使えます。

サイズは幅348×奥行き231×高さ133mm、重さは約2.2kg。置き場が心配でしたが、実際に届いてみると思いのほかコンパクトでした。赤いロゴが映えるマットなブラックは洗練された印象。

付属品として、収納時に本体とプレートを固定するバンドが付いてきました。ちなみにカセットガスは付属しません。

バーナーはU字になっていて、熱が均等に行き渡るよう設計されています。火力は1500kcal/hで、素早くカリっと焼き上げることが可能。電気式のたこ焼き器を使ったことがあるのですが、焼けるまでに時間がかかった記憶があるので、時短できるのは嬉しいポイントです。

プレートには溝がついているため、たこ焼きの生地を1つ1つ区切れます。生地を区切る作業はピックが平らな部分から丸いくぼみに落ちてしまい少し大変なのですが、これは1度ピックを溝にはめれば、そのまま溝に沿って端まで動かせるので便利。しかも、生地の量を均等に分けられるので、サイズがばらつきません。

またフッ素加工が施されているので、食材がこびりつきにくく、きれいに整形が可能。焦げつきにくいため、使用後も簡単に汚れが落とせるのです。

プレートは載せるだけですが、脚の内側が薄くなっていて、本体にはまる設計。スライドさせても外れることはないので、調理中も安心です。

■最初はやっぱり定番のたこ焼き!

早速、調理してみました。まずは「たこ焼き器」なので、たこ焼きから!

用意したのは、生地、タコ、ネギ、揚げ玉、かつお節、紅生姜、ソース、青のり。そしてたこ焼きを回すピック、油引き、ガス、完成したらたこ焼きを乗せる舟皿。

ガスをセットして点火し、調理開始です。

最初はプレートのくぼみに油引きでしっかりと油を塗っていきます。

プレートが温まったら、生地と具を流し込みます。ちょっと生地を入れ過ぎましたが、ご愛嬌!

火が通ってきたら、ひっくり返していきます。溝のおかげで、きれいに生地を分割できるのが気持ちいい。

少し気になった点は、一番手前の列が焼けやすく、一番右の列が焼けにくいこと。U字バーナーですが、多少の焼きムラがあるので、焦げないように注意する必要があります。

ひっくり返して裏側も焼いていきます。均等に生地を分けられる溝のおかげで、生地を入れ過ぎても、きれいな形をつくれました。火力が強いので、火が通るのもあっという間。一部焦げてしまいましたが、プレートにこびりつくことなくスムーズに返せました。

焼けたら舟皿に盛り付ければ完成! 5、6年ぶりのたこ焼き作りだったので少し緊張しましたが、外はカリっと、中はもっちりの、きれいな大玉が作れました。

ただ、作り終えてから位置をずらそうとしたら、側面がかなり熱くなっていたので、やけどには要注意です。

■さまざまな〇〇焼き器になる

次はお楽しみだった、たこ焼き以外のアレンジレシピにも挑戦しました。作ったのは、たこ焼き(再挑戦)、ミートボール、パイ、アヒージョ、チーズフォンデュの5品。見た目にカラフルで、並ぶだけでテンションが上がります。

当たり前ですが、アヒージョは食材の水分で油が跳ねるので、油に入れる前に食材の水気を切ったり、油が跳ねても大丈夫なところで作る方がよさそうです。

せっかくなので、自分だけの小さいワンプレートを作ってみました。どれもちゃんと出来上がって感動。ミートボールは丸いくぼみにすっぽりと収まって、もはやミートボールメーカーでした。個人的に気に入ったのはパイ。今回はハムとコーンを載せましたが、次回はチョコやジャムを入れて、甘い系も試してみようと思います。

*  *  *

今回買ってみて、実際にたこ焼き以外のメニューを作れる「たこ焼き器」の実力を実感できたのはよかったです。1人分の程よい量で数種類作れて、できたそばから食べられるのも魅力。みんなでワイワイ使うものと思っていましたが、一人暮らしのおうちごはんで活躍しそうです!

>> イワタニ「カセットガス たこ焼器 スーパー炎たこ(えんたこ) II

<文/栗原伶奈(&GP)>

 

【関連記事】

◆食材を絶妙な温度で加熱できるZWILLINGの低温調理器ならプロの味も夢じゃない!
◆細かい部分に気が利いてる!「マイクロキャンプストーブ」でイワタニの実力を痛感!
◆肉をオーブンレンジに入れるだけ!手間いらずでおいしい肉料理が完成します

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする