ポケットストーブ好きがそそられる!エスビット「チャコールグリル」は期待以上の満足感

■構造はそのまんま「ポケットストーブ」

「ポケットストーブ」は左右にフタを開くと五徳に変身します。「チャコールグリル」もそのまんま、左右に開くことでグリルの壁になる!

「ポケットストーブ」のスタンダードモデルは3段階に開き具合を固定できるようになっています。一方、「チャコールグリル」は段階的ではありませんが“片側を開いている途中で勝手に閉じちゃう”“動きが渋くて開きづらい”なんていうトラブルはありません。

▲30.5×23×H9cm、重量2.45kg

ショルダータイプの収納バッグはしっかりとした作り。申し訳程度のペラいバッグではなく、このまま堂々と持ち歩ける。しかも防水! このあたりもドイツブランドの心意気を思わせます。

▲左上/ラック、左下/本体、右上/収納バッグとグリル、風防、右下/グリルのハンドルとネジが入った小袋、チャコールバッグ

とてもシンプルな内容物。木炭を入れて持ち運ぶためのチャコールバッグが付属しているのが便利です。

チャコールバッグがなければもっとぺたんこにできそうですが、あえてBBQに必要な木炭もいっしょに持ち運べるようにしているのがステキ。

▲チャコールバッグに1回分の木炭を入れた状態で本体とともに持ち運べる

チャコールバッグは汚れが目立たないブラックカラー。しかも防水加工がなされているので、湿気にくいようにしているのもさすがです。

本体の組み立ては「ポケットストーブ」と同じ。キツすぎず緩すぎず、気持ちよく開きます。開き方も心地いい!

▲本体とラックの接続はネジで行う

本体を開くだけでも使えないことはありませんが、そのままでは熱がダイレクトに地面やテーブルに伝わります。

ロックピンみたいにワンタッチじゃないのが少々残念ですが、付属のラックをネジ止めすることで熱の影響を低減できるので、面倒くさがらずに固定しましょう。

▲予備ネジも付属

ネジは小さな袋に入っています。ありがたいことに予備ネジ付き。

ラック取り付け部分にあらかじめネジを取り付けておくと忘れモノや紛失を防げますが、それでは収納袋に入れにくくなるし、ネジを外してから取り付けるというひと手間がプラスされます。結局、こういうネジ用袋にまとめるのが一番確実なのでしょう。

▲30.5×23×H18cm

見た目はほぼ「ポケットストーブ」。

構造そのまま「ポケットストーブ」なので当然ですが、本体のポチポチなんかもあって、エスビット好きにはたまらないルックスです。

ぐらつきもなく、そのあたりも安心。

ちなみに、寒い日は風防を取り付けることで、熱のロスを減らせますよ。

■グリルの高さは3段階から選べる

「チャコールグリル」は比較的コンパクトなグリルですが、少しずつ焼きながら食べる焼き肉スタイルなら3〜4人家族にも対応します。

よく熾した岩手木炭を片面に寄せるか中央にまとめると、炭の多い場所が強火、炭から離れるに従って弱火、保温エリアとなります。

スーパーで売られている焼き肉用の肉なら強火エリアに3枚、中火エリアにも3枚載せられるので、ソロ〜デュオキャンプではグリルの高さを固定したままで、狙い通りの火力で調理OK。

▲グリルの高さを変えられる

悠長なことを言ってられない育ち盛りの子どもがいるファミリーであれば、木炭を一面に敷いてたっぷりの肉をせっせと焼くしかありません。

この場合、グリルの高さを変えて火力を調整。

高さを固定するフックが四角にあるので、グリルを水平にして、同じ段にあることを確認してからグリルをフックの内側に引き込むのがポイント。木炭に火をつける前に、何度か練習しておくといいですよ。

▲側面の下のほうに空気孔あり

「チャコールグリル」にはロストルはありませんが、両側面に各3カ所大きめの空気孔が付いているし、前後にも小さな空気孔が並んでいます。

これらのおかげで立ち消えすることなく、木炭は最後まできれいに燃やし尽くせました。

「チャコールグリル」は決して超軽量ではありませんが、組み立て簡単だし厚手のステンレスを使っているので歪みにくいなどエスビットらしさ全開。もちろんそのたたずまいもファンには見逃せないポイントです。

>> 飯塚カンパニー

>> [連載]アウトドア銘品図鑑

<取材・文/大森弘恵

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter

 

 

 

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