Tevaのアウトドアサンダル、実は街履きでこそ本領を発揮するのでは?

■“黒だと重い、色を入れると子どもっぽい”のちょうど間を突く色

機能の話が続きましたが、街履きで選ぶなら色も大事なところ。個人的にいちばん気に入っているのはじつはここかもしれません。

そもそもサンダルって油断すると足元がどこか子どもっぽく見えがちで、アウトドアサンダルは色味などもあって特にそうなりがちな印象。だから無難に黒を選んでおく、という人も多いはず。私もつい黒に手が伸びます。

でも、夏に足元まで真っ黒だとコーデがちょっと重い。かといって明るい色を差すと今度は子どもっぽく転びやすい。その点この“ブラウン マルチ”は4色使いなのに全体のトーンが落ち着いているので、遊びはあるのに悪目立ちしにくいんです。シンプルなデザインも効いて、柄物なのに子どもっぽく見えにくい。黒のパンツを履く機会が多い人なら他のカラーよりも断然使いやすい色味な気がします。

ちなみに素材にも配慮があって、ストラップは100%再生ポリエステル、ソールにも再生EVA・再生ラバーを使っています。履き心地や見た目を我慢せずに環境にも少し配慮できるのはなんとなく気分がいい。

最後に気になった点も。小指の付け根あたりに樹脂のパーツがあり、サイズが合っていないと当たって痛くなりそうな感触がありました。だからこそ試し履きはしておきたいところ。サイズは25.0〜29.0cm(1cm刻み)の展開。幅広なので普段は27.5cmのところを28cmで選ぶことが多いのですが、このサンダルは足先がゆったりめの作り。28cmだと少し余るくらいで27cmでもよかったかもしれません。

アウトドアサンダルを街で、と聞くと意外に感じるかもしれません。でも実際は、丸一日歩き回った日でも足は最後までラクなまま。アウトドアで鍛えられたグリップ力とフィット感が、“歩き回る夏の一日”にこそ効いてくれた感覚です。しかも子どもっぽくなりにくいシンプルなデザインとカラーリング。ラクも見た目も諦めたくない人にとって、街履きサンダルの新たな選択肢になりそうです。

>> Teva「HURRICANE XLT3」

<文/山口健壱>

 

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