電子マネー機能内蔵の「wena wrist」を使って良かった5つのポイント

これまでNike+ FuelBandからFitbitやMISFITなど、いくつかの活動量計を使ったことがある。だが、数週間すると使わなくなるのが常だった。それらは見た目からしてスポーティだったり、腕時計のようで明らかに腕時計ではない、そんなイメージを漂わせていた。

そのため、ジョギングなどのスポーツシーンでは違和感なく装着できるのだけど、ジャケットやスーツで過ごす際にはフィットしない。また、できるだけヒッソリと目立たず暮らしたいと思っている筆者にとっては、誰かに「おっ! それNike+ FuelBandだよね!?」などと興味津々で迫られたくないのだ。

その点、このwena wristは、一見するとというか、何度見ても(良い意味で)“ただの時計”であり“時計以外の何物でもない”。そんな、付けていても腕に違和感を感じさせないデザインは、筆者のような性格にはピッタリといっていい。

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シャツはもちろん、ジャケットやスーツでも違和感なくハマる。クロノということもあり、Tシャツなどでもいける

また、久しぶりに時計をはめるようになって、改めて時計の便利さを知った。腕をひねれば即座に時刻が分かる……そんな当たり前の便利さを再認識できたのだ。いつもルーズに過ごしている筆者にとっては、少し身が引き締まる思いだった。

 

■肉厚なケースサイズと重さには慣れが必要

wena wristのWN-WC01S(クロノグラフモデル)は、良くも悪くも、まずは時計だ。初めて腕に載せた時の印象は、「重いな」というものだった。それはそうだ、筆者は腕時計しない歴20年くらいになる。今まで何も付けていなかった腕に、突然150g弱(149.1g)の重さが腕に掛かるのだから、気にならないわけがない。

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▲クロノグラフの文字盤は、見ているだけで気分が上がる

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▲ケースの厚さは11.45mm。腕に付けると、相応の厚みを感じる

パソコンを使う際には、時計を付けたままだとステンレス製のバンド部が、パームレストにカチカチと当たる。いろいろと手首のポジションを変えてみたが、どうにもならないことがわかり、パソコン作業時には時計を取ることにした。

結局、時計を付けるという初歩的なことを、クリアできるようになったのは、使い始めて1週間ほど経った頃だった。慣れたといっても、主にパソコンのキーボードを打つことをナリワイとしているため、日中はほとんど時計を付けない、ということになってしまった。

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▲仕事中はパソコンの側に置いておく

■電子マネー機能がついた時計は本当に便利

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