フライパンだけで作る「もちふわフライパンパン」で手が止まらない!

二次発酵を終えた状態がこちら。

先ほどまでは生地と生地の間に隙間がありましたが、ふくらんで隙間がなくなっています。ここまできたらあとひと息です!

フライパンにフタをした状態で、ごくごく弱火にして20分間加熱します。このとき、火加減が強いと焦げてしまうので注意してください。

15分くらい加熱したときに焦げていそうな香りがしたので見てみると、大惨事の一歩手前! 最初の火加減が少し強かったようです。ちなみに、ひっくり返すときは、フタとフライパンの間にクッキングシートを挟み、フタをしたまま鍋ごとひっくり返し、クッキングシートごと鍋に戻せば上手くいきます。

本来はひっくり返してから弱火で10分加熱するのですが、片面が焦げかけたことで弱気になった筆者は、8分の加熱に抑えることにしました。そして完成したのがこちらです!

少し焼き目が薄いですが、十分に焼きたてのパンの匂いもするので、このまま食べてしまいましょう。

 

■初めて作ったパンのお味は?

さっそくパンをちぎろうと手を伸ばすと…。

とにかくふかふか! こんなに焼きたてのパンをお店以外で食べるのは初めてです。

ツナマヨパンは、パン生地もしっかり膨らんでいて、ツナマヨのなかの玉ねぎのシャキシャキ感がいい塩梅。ほかのスタッフにも食べてもらったところ、「フライパンで焼いたとは思えない!」とみんな驚いていました。

レーズンとホワイトチョコを入れたパンもベストな組み合わせです。アツアツのパンのなかにじゅっわっとホワイトチョコが染み、なおかつチョコの甘味をレーズンの酸味が和らげてくれています。

このフライパンパン、あまりにおいしくてあっという間になくなりました。焦がしたと感じた生地も、苦味はほとんどなくていい具合だったのでひと安心。みんなでちぎりながら食べるという流れも楽しいので、家族や友だちとの団らんにもぴったりです。

発酵にかかる時間は1時間半、焼き時間は30分。こねたり包んだりする動作を含めれば約2時間半で完成します。少し手間はかかるものの、ほかほかのパンがフライパンひとつでできるなんて、これは挑戦してみるしかありませんよ!

 


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(料理・文・写真/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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