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■エレクトロラックスが17年ぶりにロボット掃除機を発売!

安蔵:エレクトロラックスが、ついにロボット掃除機を発表しましたね。エレクトロラックスというと自立するスティック型の「エルゴラピード」が有名ですが、実は2001年に世界初のロボット掃除機「トリロバイト」を発売したんですよね。

▲エレクトロラックスが2018年3月2日に発売するロボット掃除機「PUREi9(ピュアアイナイン)」。実勢価格は13万円

奈津子:それ以来、17年ぶりに登場というわけですね。吸引口が約20.5cmと広くて、前面から約3cmとかなり前の方にあるので、しっかりと効率的に掃除ができそうというのが第一印象でした。

▲逆三角形フォルムの前面から約3cmの場所に吸引口を配置している

安蔵:逆三角形の角を丸くしたようなフォルムはパナソニックの「RULO」にも似ていますよね。

奈津子:私はダイソンの「Dyson 360 eye」を使っているのですが、たまに充電台に戻れずに力尽きていることがあるんですよ。PUREi9は段差も乗り越えられて「のたれ死ぬことなく充電台まで戻る」とのことでしたので、そこは期待したいですね。

安蔵:途中で力尽きているってことは、掃除が終わってないってことですもんね。

奈津子:そうなんですよ! 出かける前にかけた意味がなくなっちゃうので、時短にならないんです。ただ、発表会後のデモで、置かれたぬいぐるみに当たらずに、うまく避けながら進む姿は感動的でした。

安蔵:前面のカメラと2つのレーザーセンサーだけで間取りを把握したり障害物を検知したりするというのはすごいですね。

▲本体右側にブラシを搭載する

▲前面のカメラと2つのレーザーセンサーで間取りや自機の位置などを把握して効率的に掃除する

奈津子:独特のフォルムも美しいですし、インテリアを邪魔しない程度の主張が絶妙だと思いました。ルンバやダイソン、RULO、minimaru(ミニマル)などと並べても頭一つ抜けた美しさがあると思います。

安蔵:同社の人気スティック掃除機「エルゴラピード」にも通ずるデザイン性ですよね。ただ、ルンバシリーズの「バーチャルウォール」のように、入ってほしくない領域を指定できる機能がないのは残念でした。

▲アプリを使って掃除をスタートしたところ。カメラとレーザーセンサーによって、ぬいぐるみに当たることなく、もちろん下に落ちることもなく掃除を進めていた

奈津子:RULOみたいに、スマホのアプリで掃除エリアが指定できる機能などもないですよね。

安蔵:今後進化する予定もないそうですが、後発としてはそのあたりももうちょっと頑張ってほしいところでした。

 

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