楽しみ方は無限大!自分専用の夢空間「ホビーガレージ」導入のススメ【ステイホーム時代の新必需品】

■ホビーガレージ導入工程

全国的にも珍しいフルオーダーのホビーガレージが出来上がるまでの過程を、ダイナオガレージファクトリーに取材。 納品の際に行われる各種作業の詳細とともに、気になる予算や期間などについても大石さんに聞いた。

▼納品までは約3カ月

ダイナオガレージファクトリーでは、問い合わせから納品まで入念な打ち合わせを重ねるため、 最低でも3カ月はかかるそうだ。 なお、注文できるガレージには、シャッターの位置が異なる縦長と横長の2タイプがある。

「ホビーガレージを設置されるスペースは、ちょっとした狭い敷地がほとんど。そのため、オーダーされるのは省スペースな縦長タイプが多いです。バイクを収納しやすい点も、縦長が選ばれる理由でしょう」(大石さん)。

スペースの形状や使い方を考慮しながら、シャッターの位置やガレージのサイズを検討するのも、ホビーガレージを導入するポイント。 価格などの詳細はダイナオガレージファクトリーのWebサイトにて。

▼導入までの流れ

1. 問い合わせ
2. 概算見積もり
3. 打ち合わせ
4. 図面の修正・見積もりの再確認
5. ガレージ制作
6. 支払いの確認
7. 納品・設置

まずはメールフォームもしくは電話で問い合わせし、図面や予算の打ち合わせを重ねながら、フルオーダーの中身を固めていく。 ホビーガレージの詳細が決定して支払いが完了すれば、いよいよ納品だ。

 

■トラックで運搬されて丁寧な作業でセッティング

【1】

▲手作業で完成させたガレージの外装をトラックで運搬。固定するロープにはガレージが傷つかないよう緩衝材を挟んでいる。

【2】

▲オーナー宅に到着したらトレーラーの荷台にあるガレージの外装をクレーンで吊り上げ、設置スペースまで移動させる

【3】

▲ガレージの外装部を設置スペースに置く際には“位置合わせ”が大事。スタッフが目視で確認しながらセッティングする

【4】

▲“位置合わせ”の後は、ガレージの外装を固定するための作業。アンカーを打ち込むための穴を電動工具で開けていく

【5】

▲再度、ガレージの外装をクレーンで持ち上げて接着剤を塗布。模型が趣味の大石さんをはじめ、スタッフの手腕が生かされる

【6】

▲位置がずれないようバールでケアしながら、ガレージの外装を固定するためのアンカーをハンマーで力強く打ち込む

【7】

▲床に接着剤を塗布しながら、注文によって異なる床材を、1枚ずつ丁寧に貼っていく。すき間のない仕上がりはプロの仕事だ

【8】

▲床とガレージの隙間を埋めるよう接着剤を塗布したり、外装の汚れを拭き取ったりと、各種仕上げが終了すれば作業は終了!

【完成!】

▲注文の内容によっては、手すりや棚の取り付けにも対応。運搬から仕上げまでのセッティングには最低でも半日、長くて2日間かかるという

 

導入Q&A集

Q1:予算は?
「バイク1台用の参考価格は最低でも55万円(税別)から。そのほか照明や床材などのオプションを含めると、100〜150万円程度になります」

Q2:期間は?
「オーダーが確定するまでには1カ月はかかります。それをもとに手作業でガレージを製作するのには最低1カ月。計3カ月は見て頂きたいです」

Q3:カスタマイズは?
「サイズだけでなく、照明、棚、床材、窓、電源コンセントなど、細かいオーダーにも対応できます。オーナーの想定用途に合わせた提案も行っています」

Q4:メンテナンスは?
「配送と同様、全国どこでも対応します。シャッターの場合にはメーカーのサポートを利用できるようにして、素早い対応を心掛けています」

Q5:耐震性は?
「過去に大きな震災があった地域にも納品しているのですが、細かい不備は生じても、ガレージそのものが破損したという報告はありません」

Q6:リフォーム対応は?
「できないこともないですが、買い直すケースの方が多いです。 弊社のホビーガレージどは設置後も移動可能なので、転勤族でも使い続けられます」

【次ページ】4つのガレージ実例集

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