「ZOOMER」「BW’S」「VOX」いま見ても乗りたくなる個性派原チャリ5選

かつてのバイクブームを牽引していたのは50ccの原付一種スクーターでした。年間の販売台数が10万台を超えるものも珍しくないほどの一大市場だったので、各メーカーのラインナップは今では信じられないくらい充実しており、なかにはユニークなデザインや設計のモデルもありました。

2000年代の前半くらいまでは残っていたこうした個性派原付スクーター。程度の良い中古があれば、今でも乗りたいという人は少なくないのではないでしょうか?

 

1. ホンダ「ZOOMER(ズーマー)」

ホンダの個性派スクーターで今でも人気が高いのが、2001年に発売された「ZOOMER」。その当時、原付スクーターには必須の装備であったメットイン機構や収納をキッパリ取り去り、フレームをむき出しにしたデザインはインパクト抜群でした。

丸目2灯が横に並んだフロントフェイスと、未舗装路も走れそうなブロックパターンのタイヤは、かつて「ディオ」や「モンキー」に存在した「BAJA(バハ)」バージョンのよう。そして、フレームむき出しのシンプルな造形は、1990年に登場した「ZOOK(ズーク)」を思わせるものです。

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