人物、風景、動物etc. “これを選べば正解”な傑作カメラ4選【推しを楽しむ「沼ギア」総特集】

【推しを楽しむ「沼ギア」総特集】

自分が好きなもの、すなわち推しの写真を“上手く”撮るには、その推しの特徴や撮影シチュエーションに強い機材を選ぶのが最短経路。AFのスピードや精度、色の再現度など製品の強みをしっかり理解し、また十分に発揮できる使い方をすることで、きっと満足できる写真体験が期待できるはずだ !

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「ミラーレス一眼の画素数に関しては各メーカー同じような数字です。そこで私は、もっともそのメーカーの特色が出るのがAF(オートフォーカス)機能だと考えています」

そう語るのはカメラマンの河野優太さん。メーカーごとに強さを発揮する撮影シーンが異なるとのこと。

「たとえばニコンには飛行機専用のAFというのもあります。キヤノンであれば視線入力フォーカスですね。ソニーのAF機能は動きものや暗いシーンでの撮影にも優れているという印象です」

進化を続ける各メーカーのAF機能。なかにはディープラーニングを含むAI処理で被写体認識を向上させたものや、被写体の瞳を左右それぞれ別で追跡するものもあるようだ。

今回は現行モデルのなかで「①人物向け」「②動物・乗り物向け」「③風景・建物向け」「④屋内撮影」の4カテゴリで対象物やシーン別でおすすめのカメラを1点ずつ紹介してもらった。また、おすすめのレンズ2本もピックアップしたので合わせてチェックしたい。

カメラマン
河野優太さん
出版社スタジオ勤務を経て独立。現在は子どもの誕生を機にフィルムカメラ熱が再燃。「ライカM4」とともに撮影を楽しんでいる

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