音楽動画好きは注目!「YouTube Music」がいよいよ日本でサービス開始!

■有料プランなら広告なしで音楽を再生可能

YouTube Musicは、音楽専用のストリーミングサービスです。YouTube上にアップされている音楽関連の動画だけが見られるのが最大の特徴。レコード会社が配信する公式動画だけでなく、一般のユーザーが投稿したカバー曲やオリジナル動画も検索の対象となるそうです。

▲画面は「ホーム」「ホットリスト」「ライブラリ」の3つで構成される

このサービスは無料でも利用できますが、無料プランの場合は広告が表示されます。この仕組みはSpotifyと同じ。広告なしで音楽を再生するには、「YouTube Music Premium」への加入が必要です。

YouTube Music PremiumはAndroid版とウェブ版が月額980円(税込)、iOS版が月額1280円となっています。iOS版の料金はAppleの手数料が上乗せされているそうです。

有料プランの場合は、バックグラウンドやオフラインでの再生もできます。マルチウインドウのような機能がないスマホでは、ほかのアプリを使いながらYouTubeアプリを再生できないようになっていたので、この機能はありがたいですね。

▲動画再生中の画面。YouTubeの画面仕様とは異なり、音楽を聴くことに特化されている

また、有料プランでは動画モードと音声モードの切り替えにも対応しており、動画を読み込まずに音声だけを再生することも可能。Wi-Fiがない環境で利用する時間が長い人にとっても、YouTube Music Premiumへの加入は欠かせなくなりそうです。

▲動画の再生中の画面をタップすると「音声のみ」の表示が。タップすると、その箇所から音声のみの再生に切り替わる

また、Wi-Fi接続時にユーザーの好みに合いそうな曲を自動ダウンロードしてプレイリストを作成する「オフラインミックス機能」があるのも、特筆すべきポイント。自動ダウンロードする曲数は最大100曲まで任意で設定できます。

▲前日の夜に自動生成された「オフラインミックス」を、朝の通勤中にオフラインで聴くという利用シーンが想定されている

すでにGoogle Play Musicの定期購入を利用している人の場合は、追加料金なしでYouTube Music Premiumが利用できるそうです。いずれGoogle Play MusicはYouTube Musicと統合してなくなるそうなので、いまGoogle Play Musicを使っている人は少しずつシフトチェンジしていくといいかもしれません。

【次ページ】Googleサービスならではの検索力の高さが強み

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