Googleなしの超ハイエンド機「HUAWEI Mate 30 Pro」は日本で発売されるのか?

■すごいのはカメラだけではない! Mate 30 Proのファーストインプレ

さて、日本での発売がどうなるかがわからないMate 30 Proですが、いち早く使ったみた感想を述べてみようと思います。

まず、デザインがかっこいい。6.53インチの有機ELディスプレイは、左右端が深くカーブしてベゼルが見えない「Horizon Display」を初めて採用し、従来モデルよりも “フルスクリーン感” が増したように感じます。

▲ディスプレイの左右がカーブが深くなった

▲上から見ると、左右のベゼルは見えない

クアッドカメラは、超広角(18mm/F1.8/40メガピクセル)+広角(27mm/F1.6/40メガピクセル)+望遠(80mm/F2.4/8メガピクセル)+3Dカメラ(深度センサー)という組み合わせ。メインで使う広角カメラだけでなく、超広角カメラにも大型センサーを搭載したことがポイント。ビデオ撮影性能も強化され、暗い場所でも明るく撮影できるようになり、最大7680fpsで撮影する「ウルトラスローモーション」や、広角と望遠ズームの2画面撮影なども楽しめます。

▲クアッドカメラのスペック。広角カメラと望遠カメラは光学式手ブレ補正に対応

▲超広角カメラにも1/1.54インチの大型センサーを採用。メインカメラとして用いられる広角カメラには光を効率よく取り込めるRYYBセンサーを採用

▲超広角で撮影した作例

▲広角で撮影

▲望遠(光学3倍ズーム)で撮影

▲最大30倍のデジタルズームでも、そこそこクリアに撮影できる

▲料理を撮影した作例

▲夜景も鮮明な画質で撮れる

4200mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大40Wでの急速充電にも対応。ワイヤレスでも最大27Wで充電でき、前モデルで話題になった、他のデバイスに給電できる機能も引き続き搭載しています。

▲大画面だが、ボディ幅は細めで、手に馴染みやすい

▲背面パネルの質感もリッチ

海外では5G対応モデルも発売されますが、5Gと4GのDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)にも対応しています。時代を一歩も二歩もリードしている端末と言っていいでしょう。これを日本では買えないとしたら…、それはとても不幸なことですよね。

>> ファーウェイ

 


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(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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