フランスの伝統美を凝縮したロマン溢れる機械式時計

1888年の創業より132年もの間、機械式時計を作り続けているフランスの高級時計メーカー、ベルテ。ベテランの職人たちが、フランスの伝統的な技法と最新の製造技術によって高品質で美しい時計を生み出し、その自社製造比率は70%以上を誇ります。

2017年には、ムーヴメント、文字盤、針にいたるまで一貫して自社で製造できるフランス唯一のマニュファクチュールブランドとして、フランス政府より「EPV」のラベルが発行され、無形文化財企業に認定。堅実に、高品質な時計を手掛け続けてきたことが伺えます。このたび、ようやくフランス工場も再開し、新作「ROYAL」が日本にお目見えしました。

ベーシックなラウンドのケースは、直径43mm。錆びにくく金属アレルギーを起こしにくい316Lステンレススチールを採用しています。ホワイトの文字盤にブラックのローマ数字が並び、6時位置にはスモールセコンドを配置。風防にはドーム型強化ミネラルガラスを採用し、レザーのベルトを合わせた、ごくシンプルながら、ベルテらしいエレガントな雰囲気を漂わせるデザインです。

そして、注目は、ロマンあふれる手巻き式であること。毎日手をかけることで愛着が湧く手巻き式は、パーツ数が少なくシンプルなつくりのムーブメントが魅力で、シースルーバックからは、その美しいムーブメントの動きを鑑賞できます。また、メンテナンスコストを抑えることができるのも手巻き式のメリットです。

そんな伝統的な機械式時計でありながら、10万円以下という高コスパですから、機械式時計ファンなら見逃せませんね。

 

>> BERTHET


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文/&GP

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