「歩きやすい靴=厚いクッション」は逆かも。黒基調で街履きできるベアフットシューズがイケてる

■スニーカー感覚で履ける「CHILLUM」

もっと気軽に、スニーカーの延長で履きたいなら「CHILLUM(チラム)」(2万2550円)。クラシカルなローテクスニーカーのようなルックスに、本格的なベアフット設計を落とし込んだモデルです。

▲「Primal」にも共通する点として、秀逸なのが柔軟性の高さ。他のシューズでは得難い履き心地を実現している

アッパーには柔軟なポリエステルキャンバスを採用し、スタックハイトは10mmにインソール4.5mm。カラーはBlackjackと、足元を選ばない黒基調でまとまっています。定番の「Primal」よりカジュアルな表情なので、ベアフットの一足目をスニーカー感覚で選びたい人にも向きそうです。

▲インソールコルクにより、靴内のムレやニオイに強いのも特徴的。「Primal」シリーズも共通仕様

■本格レザーブーツなのにゼロドロップという変化球

そして今シーズン、面白いのがこれ。日本初上陸の「BOULDER SUMMIT LEATHER BOOTS(ボルダー・サミット・レザー・ブーツ)」(3万8500円)です。本格的なレザーブーツなのに、かかとを持ち上げないゼロドロップというのがなんとも珍しい。

ブーツといえばたいていヒールに高低差をつけて足を包み込むもの。それをあえてフラットに仕立て、裸足感覚のまま履けるようにしているわけです。

アッパーには風合い豊かなフルグレインレザーを使い、内側には透湿防水膜を仕込んだ完全防水仕様。雨や雪はもちろん、ぬかるんだ泥道でも靴のなかをドライに保ちます。スタックハイトは16mmにインソール5.5mmを加えた厚みで、サイズは26.0〜28.5cm、カラーはRUGGED BARKの1色。街の装いからライトなトレイルまで、レザーの佇まいのままこなす懐の深さが魅力的。

薄く、軽く、よくしなる。そんなベアフットシューズの心地よさを、休日のアウトドアから毎日の街歩きまで気軽に持ち込めるのがLEMSの持ち味。厚いクッションの靴とは履き心地がまるで違うので、最初は独特に感じるかもしれません。それでも履き慣れていくうちに、素足に近いこの感覚がクセになっていく。そんな新しい履き心地を試したい人にとって、新たな選択肢になりそうです。

>> LEMS

<文/山口健壱>

 

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