色の“ちょい足し”で日常はどう変わる?「カラーレンズ」がもたらす見た目と気分のちょうどいい変化

いつものメガネに、少しだけ“色”を足してみる。それだけで、光のまぶしさがやわらぎ、顔まわりにさりげないニュアンスが生まれる。そんな小さな変化を楽しめるのが、「カラーレンズ」という選択肢。

気分やシーンに合わせて印象を少し変えたり、お気に入りのフレームに新たな表情を加えてみたり…。そんなメガネの新しい楽しみ方を、日本を代表するメガネブランド「眼鏡市場」で始めてみてはいかがだろうか。

■そもそも「カラーレンズ」とは?サングラスと同じところ、違うところ

日差しが強くなるこれからの季節、サングラスと並んで注目されているのが「カラーレンズ」だ。その理由を、3つのポイントに分けて紹介する。

【ポイント1】自由に選べる“色と濃さ”が、なじみの良さを生む

眼鏡市場では、100種類以上のカラーバリエーションを展開しており、色味はもちろん、濃度の違いまで自分好みに選べるのが特徴。

肌なじみの良いライトカラーから、まぶしさ対策にもなる濃いカラーまで、シーンや気分に合わせたセレクトが可能だ。日常のちょっとした不満や要望に、“色”で応える工夫が詰まっている。

【ポイント2】好みのフレームに“色”を足して、個性をさりげなく表現できる

▲左から「CRP‐4012 DBR」(1万6500円/カラーレンズ込み1万9800円)、「CRP-3036 NV」(1万4300円/カラーレンズ込み1万7600円)、「BFH-20 DMBR」(2万5200円/カラーレンズ込み2万8500円)

カラーレンズの魅力は、気に入っているフレームに“色”を足すだけで、新たな印象を楽しめる点にある。フレームごと買い替える必要がなく、いま使っているメガネに変化をつけられるのも魅力だ。

眼鏡市場では、PB(プライベートブランド)から国内外のブランドフレームまで、幅広いラインナップを展開しており、好みに合う一本がきっと見つかる。カラーひとつで、メガネの印象ががらりと変わるのもおもしろい。

なお、カラーレンズは、通常のメガネ一式価格(フレーム+レンズ)に、プラス3300円(※)で加工が可能。気軽に“色”を楽しめるカスタマイズとして、初めての人にも試しやすい選択肢だ。

※レンズのみを購入する場合、2枚1組で1万1880円、カラーレンズなどのオプションレンズは1万5180円~

【ポイント3】紫外線やまぶしさを抑えて目を守る機能性も魅力

「BFH-22 BK」(1万9800円/カラーレンズ込み2万3100円)

カラーレンズは、おしゃれな印象を演出するだけでなく、紫外線(UV)カットや日差しによるまぶしさをやわらげてくれる頼れる存在。見た目の印象を変えつつ、目をしっかり守る機能性も備えているのが魅力だ。

特に日差しの強くなるこれからの季節には、軽やかな印象をキープしながら快適に過ごせる選択肢として活躍する。カラーレンズならではの“さりげないケア”が、毎日の視界をより心地よく整えてくれる。

ポロシャツ 4万4000円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、インナー/スタイリスト私物

■“はじめの一歩”におすすめ。迷ったらこの3色を選べばOK!

先述の通り、眼鏡市場では100種類以上のカラーレンズを展開しており、ファッションや印象、使うシーンに応じて自由に選べるのが魅力である。とはいえ、初めてカラーレンズに挑戦する際は「どれを選べばいいのかわからない」と悩む人も少なくない。

そんなときは、まず“定番の3色”から試してみるのが安心だ。どれも取り入れやすく、日常のさまざまな場面で使いやすいカラーを紹介していこう。

【おすすめ1】 知的さと爽やかさを両立する「ブルー系」

「CRP-3036 NV」(1万4300円/カラーレンズ込み1万7600円)

ブルー系のカラーレンズは、涼しげでクールな印象を与え、知的で都会的な雰囲気を演出する。まぶしさの原因となる黄色やオレンジ系の光を抑える効果があり、視界がすっきりと引き締まるため、日差しの強い季節にも快適。ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで活躍し、視覚的にも清潔感と落ち着きを与えるカラーといえる。

フレームは、写真のようなブラックやネイビーなど濃色系を選ぶと、印象がより引き締まりスタイリッシュな印象に。クールな雰囲気を求めるなら、細身のメタルフレームとの相性も良い。

シャツ 2万7280円/レミ リーフ(ユナイト ナイン)、インナー/スタイリスト私物

【おすすめ2】 シーンを選ばず装いに溶け込む「グレー系」

「Ardito ARD‐025 BRGR」(2万3100円/カラーレンズ込み2万6400円)

グレー系のカラーレンズは、色味にクセがなく中立的で、ファッションやシーンを選ばず取り入れやすいのが特徴。自然な視界を保ちつつ、光を均一にカットする特性を持つため、ドライブや屋外での使用にも適している。目もとに落ち着きと品のよさを与えながら、透明感を演出できる点も魅力。

クセがなく汎用性も高いため、カラーレンズ初心者にこそ試してほしいカラーだ。

ポロシャツ 4万8400円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、インナー/スタイリスト私物

【おすすめ3】 表情をやわらかく見せる「ブラウン系」

「CRP‐4012 DBR」(1万6500円/カラーレンズ込み1万9800円)

温かみのあるトーンで肌に自然となじみ、顔まわりをやさしく見せてくれるブラウン系。親しみやすさや安心感を印象づけたいシーンに適しており、ナチュラルな雰囲気を好む人にもおすすめできる。シーズンを問わず取り入れやすく、使い勝手の良さも魅力だ。

クラシカルかつ柔らかな印象を強調できるため、カジュアルスタイルや落ち着いた装いにも自然に溶け込む。洒落感を出しつつ、ほどよく力を抜いたスタイリングを叶えてくれるカラーである。

Tシャツ 1万3750円/イル ワンエイティ(ユナイト ナイン)

■濃度の違いで広がる、“色”との新しい付き合い方

▲左から「BFH-17 CLGR」(1万9800円/カラーレンズ込み2万3100円)、「BFH-20 DMBR」(2万5200円/カラーレンズ込み2万8500円)、「WAVESOPTICAL WOP-007 WG」(2万9700円/カラーレンズ込み3万3000円)

カラーレンズを選ぶうえで、意外と大きな役割を果たすのが“濃度”である。なぜなら、色そのものではなく、「どのくらい透けて見えるか」によって、印象や使い勝手が大きく変わってくるからだ。

視界の明るさ、顔まわりの印象、シーンへのなじみ方…そのすべては“濃さ”次第。今回は、濃度50%以下の「ライトカラー」を中心に、使いやすさと印象の変化を両立できる選び方を紹介する。

【濃度15%】色が入っていることに気づかれないほど自然な仕上がり

「BFH-17 CLGR」(1万9800円/カラーレンズ込み2万3100円)

ほんのりと色づく程度の濃度15%は、カラーレンズのなかでもかなり控えめなタイプ。クリアレンズに近い見た目で、職場や会食などの“きちんと感”が求められるシーンにもスッと馴染む。

違和感がなく、あくまでナチュラルに印象を整えてくれる点が魅力。はじめてカラーレンズを取り入れるなら、この濃度から始めるのがおすすめだ。

スーツ 4万3890円/モアレス(洋服の青山 池袋東口総本店)、ポロシャツ 4万8400円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)

視界への影響はごくわずかで、ほぼクリアレンズと変わらない見え方ながら、ほんのり色づくことで目元にニュアンスが生まれる。

とはいえ、日差しや照り返しによるまぶしさを軽減してくれるため、屋外でも快適に過ごせるメリットはしっかり享受できる。UVカット効果も備えており、見た目の自然さと機能性を両立できるのが濃度15%の魅力である。

【濃度25%】さりげない変化が日常にちょっとした彩りを添える

「BFH-20 DMBR」(2万5200円/カラーレンズ込み2万6400円)※該当カラーの濃度は統一されているため他の濃度は選べません。

程よく色づく濃度25%は、装いに少しだけニュアンスを加えたいときにぴったり。視線を集めすぎず、それでいて個性を感じさせる絶妙なさじ加減が魅力だ。

休日の外出や、街歩きのようなリラックスしたシーンでも気負わずかけられ、普段のコーディネートにさりげない彩りを添えてくれる。

ニットジャケット 4万8400円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、Tシャツ 1万890円/イル ワンエイティ、サンダル 8万3600円/ヘリュー(ともにユナイト ナイン)、ジーンズ 1万8700円/ニードバイヘリテージ(ゲストリスト)、バングル 2万3100円/ノース ワークス(ヘムト PR)

視界は自然なままで、まぶしさをほどよく抑えてくれるのも濃度25%の利点。屋外の光をやさしく和らげてくれる感覚があり、風景がわずかにトーンダウンして見えるため、落ち着いた印象に。

日差しの中でも快適さを保ちつつ、さりげない表情の変化が楽しめるバランスの良いレンズといえる。

【濃度50%】色のニュアンスをしっかり楽しめて屋外でも頼れる存在

「WAVESOPTICAL WOP-007 WG」(2万9700円/カラーレンズ込み3万3000円)

濃度50%のカラーレンズは、しっかりと色味を感じられるため、着こなしにほどよい主張を添えてくれる。アウトドアやドライブなど日差しの強いシーンでは、まぶしさを抑える効果も高く、快適な視界をキープする。

シャツ 2万7500円/キクス ドキュメント、バングル 9900円/ノース ワークス、ショーツ 2万4200円/ジュゲム(すべてヘムト PR)Tシャツ 1万5400円/レミ レリーフ(ユナイト ナイン)

視界にほどよい色が加わることで、周囲の風景が落ち着いて見えるのも濃度50%の魅力。カラーレンズならではのニュアンスをしっかり楽しめるため、ファッションのアクセントとしても活躍。スタイルに個性を添えたい人にうってつけだ。

【ちなみに】色選びにより“納得”したいなら「パーソナルカラー診断」という選択肢も

「似合う色がわからない」「色の選択肢が多すぎて迷ってしまう」と感じる人もいるかもしれない。カラーレンズ選びにおいて、色との相性に不安を抱くケースは少なくない。そんなときに活用したいのが、眼鏡市場が実施する「パーソナルカラー診断」だ。

パーソナルカラーとは、肌や髪の色と調和し、自分をより魅力的に見せてくれる色のこと。診断では社内検定試験に合格した専任のアナリストが、肌のトーンや雰囲気に合わせて、おすすめのカラーを提案してくれる。

似合う色がわかれば、メガネだけでなく、日ごろの服選びにも自信が持てるようになる。普段あまり選ばないような色やデザインに目を向けるきっかけにもなり、新たな発見につながるだろう。

■色を少し添えるだけで、メガネはもっと楽しくなる!

「CRP-3036 NV」(1万4300円/カラーレンズ込み1万7600円)

メガネは視力を補うための道具でありながら、ファッションや自己表現の手段にもなり得る存在。そこに“色”というエッセンスを少し加えるだけで、日常がほんのりと変わる。視界がやわらかくなったり、印象が少し華やいだり、自分自身の気分も高まったりと、カラーレンズがもたらす変化は思いのほか多彩である。

眼鏡市場では、豊富なカラーレンズがそろい、フレームとの組み合わせも自由自在。まずは定番カラーやライトな濃度から試して、自分らしい“ちょうどいい色”を見つけてみてはいかがだろう。きっと、メガネをかける日々がもっと楽しくなるはず。

シャツ 2万9700円/キクス ドキュメント

>> 眼鏡市場

>> “見えるを探求する”プロジェクト

<取材・文/若澤創 モデル/KENJI 写真/田中利幸 スタイリング/井上裕介 ヘアメイク/米尾太一>

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