使いこなせば旅上手!空気を抜かない圧縮袋に服がどれだけ入るか試してみた

■もうひとつの収納部に入れてみる

ということで、チノパン1本とスウェットのハーフパンツを1本追加投入することにしました。ハーフパンツは宿(ビジネスホテルを想定)でのグダグダタイム&就寝用です。

▲ズボン2本でこの大きさ。さすがにグレーファスナーを閉めた状態では入れられそうにないので、一度緩めた

シャツや下着類を入れた収納部とは反対側の収納部にズボンを入れることにします。まずは青ファスナーを全開にしてズボンをのせてみました。

▲グレーファスナーを緩めても結構パツパツしている…。これはさすがに厳しいか?

▲フタをのせてみた。やっぱり厳しいかも…

▲なにはともあれ青ファスナーを引っ張ってみた。おっ、意外といけるか?

▲短辺→長辺と2辺分のファスナーは閉まった。あとは最後の短辺だけ。これ行けるよね

▲やった! 閉まった! パツパツ!

シャツ類を入れた時にも感じたのですが、服を置いてみた時に感じる「これ閉まるかな?」的な心配をよそに、結構ぐいぐい閉まってくれます。生地が薄いため、何も入れていない状態だと本当にぺったんこです。それを見ているから、どうしても入る量を少なく想定してしまうのかもしれません。

結局、以下の衣類すべてを入れられちゃいました!

・半袖シャツ×3
・Tシャツ×3
・下着×3
・靴下×3
・チノパン×1
・ハーフパンツ×1

もうこれ、完璧な3日間セットですよね。塊感が愛おしくて、立たせてみました。

▲持ち手も付いているので、圧縮した状態でもバッグの中などから取り出しやすい

あとはグレーファスナーを閉めてフィニッシュ!

▲横から見たところ。これぞまさに“はち切れんばかり”というやつだ

さてさてグレーファスナーを閉めよう。

閉めよう。

閉めるだけだから。

……頑張りました。そして閉められました。ちょっと苦労はしましたが…。

コツは先ほどと同じ。ファスナーが噛まないように押しながら引っ張ること。ただし、ここまで入れると中の圧縮された衣類の反発力も半端ないので、思いっきり押しながらファスナーを引きましょう。

そして完成した圧縮袋がこれです!

▲横から

▲斜めから

さすがにパンパンです。これだけ入れたら重さもなかなかのもの。持つとズシリとくるので、詰まっている感がスゴい。

これなら、ビニールの圧縮袋よりかなり頑丈なので、何度でも繰り返し活躍してくれそうです。また生地のナイロンはシリコンコーティングされているので、耐久性は高く、さらにちょっとの水気なら弾いてくれそう。

旅慣れた人のスーツケースの中を見ると、アイテムごとに四角い小分け袋に入れて整理していたりします。この圧縮袋はそこからさらに一歩進んで、圧縮までできるというイメージでしょうか。

ぺったんこになるわけではないので、バッグやスーツケースへの入れ方にはコツが必要になるかもしれません。薄い板状の方が、実はパッキングしやすかったりしますからね。また、ビニールタイプのモノとは異なり、少ない量だと圧縮はできません。

とはいえ、ふたつの収納スペースがある点、移動中に口が開いて膨らんでいた、なんてこと起こらないであろう頑丈さなど、「Acteon Packing Cube」ならではの利点はいっぱいあります。大小ふたつで1セットなので、1泊や2泊程度なら、小さい袋が活躍してくれそうです。

1セット持っていると、いろいろ活躍するシーンはあるのでは。

▲これ全て入れられた!

ちなみに色は、この白×青以外にも、白×緑、グレー×赤、黒の4パターンが用意されています。

 

>> 「Acteon Packing Cube」(クラウドファンディングサイト「kibidango」内)

 


[関連記事]
このノースフェイス、旅に連れていけば大活躍してくれますよ

シワや折り目をしっかりケア!出張に役立つ超便利収納アイテム7選【旅の便利道具】

旅行に最適!かさばる衣類は圧縮してコンパクトサイズに


(取材・文/柚木朔太郎)

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする