テーブル=長方形の概念を変えたThe Arth「ヘキサテーブル」【アウトドア銘品図鑑】

■アレンジも楽しい!

写真右がヘキ子。左側はヘキ男とヘキ子を組み合わせた状態で、立体感のあるテーブルになります。ちなみに、芝生柄やネイティブ柄などときおり限定柄が現れるのも楽しみ。

中央の穴はストーブや焚き火台を入れるほか、ワンポールテントのポールを囲むなんてときに重宝します。

パズルのような組み立て方なので、いろいろな組み合わせを試してみました。

写真のように天板を3枚にして囲めば、自分だけの調理台に。また、写真のチェア正面に、穴なし天板+裏返した穴付き天板を追加すれば、チェアを2脚並べてちょうどいい。

ちなみにこの製品はウレタン塗装(オプション)済みでツヤツヤ。ウレタン塗装されていない製品の場合、木製ですから表面保護のためにもワックスがけが必須です。自分の手でワックスをかければ好みの色に仕上げるのが楽しいんですね。

注意したいのは、ペンキを塗る場合です。木に浸透するワックスとは異なり、被膜を作るペンキは接続に影響を与えます。接続部分が精密なので被膜ができてしまうと接続しづらくなります。

*  *  *

ヘキサテーブルが誕生する前は、まれにオーバルもありましたが、テーブルといえば長方形でした。モノポールテントの人気上昇とともに声が上がった “ど真ん中で主張するポール”問題。これを解決し、そして焚き火を囲むこともできる。さらにパズル状で変形もOKなヘキサテーブルは、テーブル界の革命児です。

Webで調べてみると、次々に買い増しするユーザーが多いようです。これは一体?

実は、The Arthは直販Webサイトを用意していません。一部店舗で取り扱われていますが、基本はSNSやメールを通じての注文。通販サイトを通じて「気軽にポチる」ことはできないためややハードルが高く感じますが、やり取りする過程で製作者の人となりに触れることができるんですね。

知れば知るほど魅力的なヘキサテーブル。ひとつ、またひとつ……沼に陥る覚悟でまずはメール(woodenfiretable@gmail.com)を送ってはいかがでしょう。

>> The Arth(Instagram)

 

>> [連載]アウトドア銘品図鑑


[関連記事]
焚き火台とセットで持っていきたい折り畳みテーブル

オールインワンだから便利!キャンプのテーブルは使いやすさが大事です

お気に入りの木の板を簡単DIYで自分だけのテーブルにしよう!


(取材・文/大森弘恵)

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする