「どうも!カニ好き!タニタ公式です!」“TANITA公式Twitter 中の人”日記【25】

さらに調べると、野原ひろしの出身地がタニタの国内工場がある秋田県大仙市ということもあり、謎の親近感が生まれました。私もTwitter上でよく「静岡出身です」と言うのですが、ルーツを知ってもらうことで共感が生まれるので、大事なことだなと再認識しましたね。

▲タニタ秋田工場と同郷の野原ひろし

この「野原ひろしと同い年」という体験から、これから年齢をどう重ねていくかについて考える機会にできた気がします。今の世の中、環境の変化が大きくてなかなか未来を描きにくいことはあるけれど、自分がどんな気持ちで生きていくかということは考えられるはずだし、「どうなりたいか」をちょっと意識するだけで理想へ近づけるかもしれない。

年の瀬に前向きになれた出来事でした。ありがとう!ひろし!

 

■2019年12月22日「M-1グランプリ2019」

▲M-1グランプリで「面白さ」とは何かを思う

「M-1グランプリ2019」についての所感をツイートしました。今回優勝したミルクボーイさんは元々知らなかったのですが、ネタを観ていてぐいぐい引き込まれていきました。そしてなにより「コーンフレーク」「最中」という、なんともミルクと相性のよいネタであることが、この大舞台で他と差をつけたひとつの理由なのでは、と思ってしまったわけです。

「面白さとは何か」ということを真剣に考えると、万人受けするネタを伝えることが手っ取り早い。でもそれでは他と差がつかないし、逆にコアな切り口で伝えてみると理解できる人が減ってウケにくくなるというジレンマがありますよね。そんなことを考えていると何が正解なのか余計わからなくなってくる。面白いかどうかは、受ける側がどう感じるかで決まるので、他人の感情をコントロールするってやっぱり難しいな、と堂々巡りに陥ってしまいます。

ひとつ仮説を立てると「面白さ」は面白みの組み合わせで成立している。でも誰かが言った面白いことをそのまま私が言っても面白くならないのであれば、この組み合わせはあくまでもフレームであって、伝える「人」で差がつくのではないか。と私は考えます。これはたぶん「笑い」だけではなく他の分野でも同じような気がします。

つまり、M-1でのミルクボーイのネタはミルクボーイがやったから面白いと考える。伝える側も受ける側も「人」であって複雑で繊細。これはいつまでも追及したいテーマです。

 

■2019年12月24日「ケーキ作りにタニタのミニ四駆スケールをどうぞ」

▲大事なところで噛むタニタ公式

この日はクリスマスイブだったので自宅でケーキを作る人もいるかなと思い、スイーツ作りに便利なクッキングスケールのご紹介をしました。

あえて企画商品の「ミニ四駆スケール」をビシッと商品紹介したつもりだったのですが、大事なところで「バーキング」パウダーとツイートしてしまい盛大に噛んでしまいました。

人間だもの、たまに誤字や脱字もあるわけですよ。しかし、ここでツイ消ししないのがタニタ公式、みずからミスを逆手に取ってネタにしてごまかすテクニックを使います。

▲吹っ切れるタニタ公式

基本的に誤字脱字ツイートは消して再投稿するスタイルではあるのですが、たまには勢いに任せるのも大事かなと。そして、ピンチをチャンスに変える癖付けのひとつとでも言いましょうか、こういったトレーニングも大事かなと。「0.1gまで細かく計量できるスケールがありますよー」が伝われば、もうオールオッケーなのです。この辺で許してもらえると幸いです。

>> タニタ「ミニ四駆スケール」

 

■2016年1月18日 懐かしいツイートシリーズ15「粉雪」


▲荒ぶるタニタ公式

今回の「懐かしいツイートシリーズ」は2016年1月17日のツイート。今や冬の風物詩となった『粉雪』を歌うタニタ公式ですね(自分で言うな)。

おそらく初出は2013年くらいなのですが、その年東京で初雪が降った日に『粉雪』を大声で歌うというシンプルなネタでした。あまりにも大声なので、周りのフォロワーさんがみんな心配してくれたり、飴菓子メーカーの企業アカウントの方々は飴をくれたりするのもお約束になっています。

そもそもなんでこんなことをやりはじめたかというと、「大きな声でツイートしたら何が起こるのだろう」という好奇心から(笑)。実際、雪に対して免疫力がない静岡人の本音が声となって出ているとも言えます(静岡に住んでいたときは雪が降った記憶がほぼない)。ツイートは心を映しますから。

また、これはTwitter上でも必ず言っているのですが、実はレミオロメンの『粉雪』ではなくて、ロックバンド、アジアンカンフージェネレーション(アジカン)の同名曲『粉雪』なんですよね。どうでもいいことかもしれないですが、このように設定を決めてしまうことでただのツイートも奥行きのあるものに変わると思っています。

Twitterは受け手が断片的な情報のみを知ることも多いので、ときに誤解が広まることもありますが、逆に「知る人ぞ知る情報」を楽しんだりする文化もあります。

見える部分によってはレミオロメンの『粉雪』だと思ってくれてもいいし、何かに気づいたアジカンファンはニヤリとしてもらえればいい、受け手側に委ねることもネット上でいろんな人と共生していくためのひとつの在り方なのかなと思います。

 

>> [連載]“TANITA公式Twitter 中の人”日記


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(文/TANITA公式Twitter(@TANITAofficial) 中の人)

 

 

健康をはかる株式会社タニタの公式Twitterアカウントの「中の人」です。目盛りの向こう側を目指します。2011年1月からTwitterを担当中。

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