フタをひねれば真空に!Fellowの技ありキャニスターでコーヒー豆の鮮度を保つ!

■ツイストツイスト♪

サイズは容量0.4L、0.7L、1.2Lの3種類をラインナップ。浅煎りのコーヒー豆でそれぞれ170g、280g、450g程度入るとのこと。さすがに450gは多すぎるので、今回は真ん中の0.7Lを選びました。価格は5500円。

中深煎りのブレンド豆を200g入れてみると8割程度埋まりました。豆によっては300g入るかもしれないですが、おそらくあふれる。最初の1杯分を減らしても入り切るかあやしいので、200gが現実的なところかも。

容器本体はガラス製。白と黒のステンレス製もラインナップしているので、紫外線を防ぎたいならそっちがいいと思います。

そして最大の目玉である真空にする機能はフタについています。

▲フタは中央に大きなボタンと、その横に小さなポッチが

▲フタの裏側はステンレススチール製で無数の小さな穴が開いている

▲もちろんパッキン付き

普通にフタを閉めるだけで、密閉容器として使えるんですが、ここからひと手間かけて中の空気を抜いていきます。

ということで、レッツツイスト!

フタは約1/4程度回転するようになっていて、右に回して左に回してと繰り返しひねっていきます。

すると「ボッ」「ボッ」となにやら空気が動く音が。自転車の空気入れに似た感覚です。

何度もひねり続けていると…

あっ! フタの小さなポッチが引っ込んでる!

内側の緑色が見えたら空気抜き完了の合図。これで真空状態になりました。

フタを持って振っても外れる気配はありません。

200g入れた状態でツイストを11往復すれば真空になりました。おそらく内容量でかかる時間は変わってくる(抜く空気の量が変わるため)と思われます。このぐらいなら、お湯の温度が落ちるのを待っている間にできるので、問題なしです。

そしてフタを開ける時は、中央の大きなボタンを押すだけ。

「ブシュー」という音がして中に空気が入り、開けられるようになります。

焙煎したコーヒー豆は劣化が早く、保管方法にも気を使います。とくに自分のところで焙煎しているカフェで購入した豆は、鮮度が勝負。おいしい状態で味わいたいなら、できるだけ早めに飲み切るのがおすすめです。

とはいえ、焙煎後1カ月程度なら、そこまで神経質になる必要はないかなと。よく言われる飲み頃は、焙煎後3~14日で、その後は香りが落ちていくのですが、おおまか1カ月後程度までなら、光に当たらない場所で高温多湿を避けられる密閉容器に入れておけば大丈夫だと思います。理想は「2週間で飲みきれる分だけ買う」なんですが、そうそう買いに行けるわけでもないですよね。

そんな時に、この真空キャニスターは威力を発揮してくれるかも。

実はこっそりふたつ買ったので、もうひとつはお茶を入れようと思っています。

>> Fellow

真空で素材の鮮度を守るキャニスター
真空で素材の鮮度を守るキャニスター
Fellow(フェロー)

Atmos Vacuum Canister(アトモス バキューム キャニスター)

・本体寸法:幅11㎝x奥行11㎝x高さ8.3㎝
・本体重量:400g
・容量:0.4L
・容器素材:ガラス

<文/円道秀和(&GP)>

 

【関連記事】

◆すっきりしたコーヒーを味わいたいなら「ORIGAMIドリッパー」を使ってみない?
◆満足度バツグン!コーヒー用のドリップポットをとうとう買ってしまった
◆「はかる」の精度をアップして"おうちコーヒー”をよりおいしく!

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする