派手なカスタマイズだけではない!展示台数857台「東京オートサロン2025」で気になった車両とアイテム12のこと

クルマ好きの祭典ともいえる「東京オートサロン2025」が、2025年1月10日から12日にかけて開催されました。1983年の初回以来43回目となる今回、千葉の幕張メッセを舞台に、車両はジムニーからロールスロイスまで、パーツはステッカーからエンジンまで、多岐にわたる展示が行われました。

さらにドリフト大会やミニコンサートなど、自動車ファンをはじめ、多くの来場者(25万8206人と主催者発表)を楽しませてくれる内容で、大いに賑わった3日間です。

モータースポーツやカスタムカーと、出展車はどれも内容が濃く、ここですべて紹介したいところですが、車両台数が857台にのぼるため、それはちょっと難しい、ということで、個人的に面白いと思ったものを厳選してみました。

■東京オートサロン2025 厳選レポート

【1】ミドシップにエンジン搭載のGRヤリス

トヨタ・ガズーレーシングが会場で発表して、集まったメディア関係者のあいだでおおきなどよめきを生んだのが「GRヤリスMコンセプト」。開発中の4気筒ターボエンジンをミドシップに搭載したレーシングマシンで、スーパー耐久シリーズに投入。(写真:トヨタガズーレーシング)

【2】ニュル24時間とスーパー耐久にTG-RRとして参戦


「GR YARIS(ニュル24h参戦車両)」は、 従来のTGR(トヨタ・ガズーレーシング)とトヨタのROOKIE Racingを一体化した「TG-RR」として、2025年シーズンはニュルブルクリンク耐久シリーズとS耐に参戦。(写真:トヨタガズーレーシング)

【3】シーバス(スズキ)の夜釣り専用車

スズキの「フロンクス・シーバスナイトゲーム」は、24年に発表したSUV、フロンクスをベースに”こんなところまで可能性を拡張できる”とカスタムしたモデルで、シーバス(スズキ)の夜釣り専用車というコンセプト(市販予定なし)。(写真:筆者)

【4】スズキとメガバスとのコラボレーションで作られたルアー

スズキ「フロンクス・シーバスナイトゲーム」にかこつけてショー会場のスズキのブースで限定販売された「メガバス」とのコラボレーションで作られたルアー「KAGELOU 1214F」(3500円)。(写真:筆者)

【次ページ】海外のメーカーも参入

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