雑草取りって、“どこで何をどう抜くか”がすべてだったりします。雑草の種類や生えている場所、それに対してどんな道具や方法を使うかによって、効果も手間も全然変わってくる。だから、やり方次第で成果が大きく違う作業ですよね。
最近では「根まで抜くのは非効率」と言われることもありますが、特定の雑草・特定の場所では、“根こそぎ戦法”が結果的にキレイに仕上がる近道になることも。そんな場面を支えてくれるのがこの道具です。
今回使ったのは、ITK・「抜けるンですミニ」(実勢価格:1480円前後)。なんだかワインのコルク抜きみたいな見た目ですが、使い方はいたってシンプルで、雑草の根元めがけて垂直に差し込み、フォークでスパゲッティを絡め取るようにくるくる回すだけ。刃がついていないので安心だし、慣れれば力を入れなくても根っこからスルッと抜けてくれるのが気持ちいい。
■ 根が強く張るヤツらに刺さる
夏場の地面にガッチリ根を張る「オヒシバ」、畑や庭の隅でいつの間にか勢力を伸ばしている「エノコログサ(ねこじゃらし)」、さらに冬でもしぶとく生えてくる「スズメノカタビラ」。どれも手ではちぎれるだけ、鎌でも刃が届かず、気づいたらまた出てくるという手強い雑草たちです。
そんな相手にこそ「抜けるんですミニ」。先端を雑草の根元に差し込み、ねじって引くだけで根までしっかり。力をかけずに根こそぎ抜けるので、雑草の再発も抑えやすいのが大きなメリットです。
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