撮影物の長さが測れる!Googleの新AR技術「Tango」が未来的

PHAB2 Proは2016年12月に発売されたレノボ製のファブレット。6.4インチのWQHDディスプレイを搭載し、普通のスマホと比べるとやや大きめです。

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▲PHAB2 Pro

背面には、3つのカメラが付いています。一番上が1600万画素のRGBカメラ。つまり、普通のカメラです。真ん中は赤外線ベースで深度(対象物との距離)を測るカメラ。そして一番下が、モーショントラッキングカメラ。これは魚眼カメラになっていて、周囲の物体の移動方向などを測定します。

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▲カメラの下には、指紋センサーも搭載。「Tango」のロゴも入っている

PHAB2 Proは、これら3つのカメラで得た情報を合わせることで、「Motion Tracking(運動)」、「AreaLearning(空間記憶)」、「Depth Perception(奥行認識)」を実現します。

ちなみに、レノボはTango開発における初期パートナー。PHAB2 Proは最初の端末ですが、Googleとしては、将来的にこの技術をAndroidに標準的に搭載する意向です。

 

■「Tango」のアプリをいくつか試してみた

さて、早速Tangoを使ってみました。今回、標準でインストールされていたアプリは「Lenovo VR Camera」と「Measure」のふたつ。

「Lenovo VR Camera」は、カメラ画面にVRのキャラクターを登場させられるカメラアプリ。従来のものと違うのは、現実にある物体に合わせて位置が表現されるということ。試しにネコを出現させてみましたが、机の上にちょこんと座っています。

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▲「Lenovo VR Camera」の画面

また「Measure」はカメラで撮影した家具や部屋のサイズを測定できるアプリ。カメラで撮影するだけで、ざっくりとしたサイズが計測できます。下の例では1辺しか測定していませんが、複数の辺や面をまとめて計測可能です。

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▲「Mesure」の画面。カメラで写すだけでサイズが計測できる

ほかにもPlayストアからTango対応アプリをインストールできます。今回は「Domino World」と「Ghostly Mansion」を試してみました。

「Domino World」はその名の通り、VRでドミノを楽しめるアプリです。机の上や床にドミノや仕掛けを置いて楽しめます。筆者の机の上でやったらこんな感じになりました。倒れ方の確認や、立て直しがスムーズに行えるのはVRならではです。

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▲「Domino World」の画面

「Ghostly Mansion」は、”死者が自分の死んだ理由を探す” というストーリーで進んでいく脱出ゲーム。部屋に散らばった指定のアイテムを探していきます。実際にアイテムを見つけても、現実の部屋の中を歩いて近くまで行かないとゲットできません。

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▲「Ghostly Game」の画面。実際に部屋の中を歩き回らないと、アイテムは取れません

ほかに、部屋の中に家具を表示させサイズ感やレイアウトを確認できるアプリなども用意されています。

 

■技術的な「Tango」のポイントとは

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