炊いて焼いて温められる!「HOTデシュラン 2」って弁当箱…なの?

■「HOTデシュラン 2」って何?

「HOTデシュラン 2」は、筒のような形状が特徴の弁当箱。ひと目見ただけでは、弁当箱に見えませんが、カバーを外すと米を炊くための釜や、おかずを保存するケースなどをセットできます。

本体の電熱板を熱することで、「HOTデシュラン 2」では「米を炊く」「おかずを焼く・煮る」「沸かす」といった3つの調理が行なえます。まずは、最大の特徴でもある、米を炊く機能を試してみます。

 

■“弁当箱”で米を炊いてみた!

米を炊くには、付属の釜に米と水を入れ炊飯スイッチを押せばOK。米の量にもよりますが、約40分で炊きあがります。なお、米を炊くときに出る蒸気で、あらかじめ作ったおかずを温め直すことも可能。家から出来合いのおかずを持ってきた場合は、米を炊く時間を利用しておかずも温めるのもよいでしょう。

▲電熱板に固定ストッパーをセットする

▲電熱板の上に釜をセットし、米と水を加える

今回は無洗米を使用したため、米1に対し1.3の割合で水を加えました。説明書によると、白米を使う場合、米1:水1.2の割合になるそうです。あくまで目安なので、ここは好みによる調整が必要です。ちなみに、釜には水の分量を計る目盛があるのですが、見えづらいので要注意。水の量は、あらかじめ計っておくことをおすすめします。

米のセットが終わったら、次はおかずを準備します。ケースにおかずを入れ、フタをしたら釜の上にセット。

▲おかずをケースに入れる

▲フタをし、釜の上に重ねる。このとき、大きいケースが下になる

釜の上にケースを重ねたらカバーをかぶせます。ストッパーをしっかり閉め、本体の「炊く」ボタンを押しましょう。

▲釜の上にケースを重ねた状態

▲カバーをかぶせ、ストッパーをしっかり閉める

▲「炊く」ボタンを押す

ボタンを押すと、電熱板による加熱が始まります。加熱が終わると「0」が点滅するので、カバーを外すと…

おかずケースに水滴が! これなら「なかのおかずもしっかり温まったのでは?」と思い、実際にフタを空けてみると、上に置いた小さいケースは「まぁ温かいかな」という程度でした。おかずに完璧な温かさを求める人には少し物足りないかもしれません。下に置いた大きいケースは、釜の上に直接置いただけあって、温かさをしっかり確認できました。どの食材をより温めたいかによって、入れるケースを選ぶ必要がありそうです。

さて、肝心の米はと言うと…

しっかり炊けています! 芯もなく、水分もしっかり吸っているので「柔らかめのご飯が好き」という人の期待にもしっかり応えられます。

【次ページ】新機能“焼く”を試してみた!

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