【新生活モーニング革命】
忙しい朝はコーヒーだけで、食事は抜いてしまうという人も多いのではないでしょうか?しかし、朝食こそが仕事のパフォーマンスを最大化し、理想の体を作り、心を整える最強のブースター。そこでぜひ取り入れたいのが、朝の「味噌汁」です。
体を内側から温め、発酵の力で調子を整えてくれる「味噌汁」は、まさに一日のスタートに理想的な一杯! 今回は、東京・亀戸にある昭和9年創業の老舗『佐野みそ 亀戸本店』の佐野記子さんに、味噌の魅力や選び方を伺いました。併設するイートインのお味噌汁とともにご紹介します。
◾️腸活・免疫ケアに。多彩な「菌」が豊富な味噌の個性と発酵のちから
▲店内には、オリジナルを含む全国各地の味噌70種類以上がずらり
ひと言で「味噌」といっても、種類はさまざま。使われている大豆や麹の量、熟成の長さなどの幅広い条件によって、味や風味、口あたりに個性が生まれます。その個性や、それぞれが持つおいしさこそが味噌の魅力なのだそう。
「こちらの本店には70種類以上を揃えていますが、どれも味わいが異なります。例えば、お豆腐とわかめのお味噌汁を作っても、今日は白味噌、明日は赤味噌、明後日は麦味噌……と変えるだけで、同じ具材でもまったく別の味わいになるんですよ」(佐野さん、以下同)

また、味噌には麹菌や乳酸菌、仕込みが行われる味噌蔵の常在菌など、体を整える多様な菌も豊富。腸活や免疫ケアといった面で、手軽に取り入れられる「発酵食材」としても注目されています。
「毎朝お味噌汁を飲んでいる我が家では、みんな腸の調子がよくて、昔からいるお店のスタッフは若々しく見えるんですよね。長い間、不調に悩んでいたというお客さまが、当店のお味噌を食べるようになってから元気になったと話してくださったことも。それは本当にうれしかったです」
◾️選び方のポイントは「異なる色」や「好みと違うタイプ」
▲味噌は味噌汁だけでなく、塩の代わりに料理に使えばコクと旨みがアップ。常備すれば万能調味料としても活躍
味噌汁を作る際、味噌は一種類でもおいしく仕上がりますが、その日の気分や合わせる具材によって、ブレンドもおすすめだそう。
「混ぜ方や割合に決まりはなく、自由に組み合わせるだけで、味は無限に広がります。 これから取り入れてみようという方は、“米・麦・豆”といった種類の違う麹や、“赤・白・黒”のように色が異なるタイプで3種類ほど揃えておけば、いろいろな風味やバリエーションが楽しめますよ」
▲同店では、スタッフに声がけのうえで味噌の味見が可能。また、12種類の中から3つ、または6つ選んで出汁に溶き、試飲できるコーナーも(有料)
豊富な種類の中から使い勝手のいい味噌を選ぶコツは、「好みとは違うタイプにも目を向けてみること」と佐野さん。そうすることで、味のバランスが調整しやすくなるのだとか。
「例えば、もし甘い味噌がお好きでも、少量でいいのでちょっと濃いお味噌も選んでいただくといいですね。やさしい味わいの白味噌でお野菜たっぷりのお味噌汁を仕立てたとき、ちょっとパンチが足りないなと感じたら、ほんの少し隠し味で濃い赤味噌を足すとすごく味が締まりますよ」
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