■継ぎ目のない美しいトランク型工具箱
・T-320(トランク型工具箱)
▲東洋スチール「T-320」(トランク型工具箱)2550〜2800円
継ぎ目の少ない美しいフォルムが特徴のトランク型シリーズ。持ち手があるため、持ち運びにも便利です。333×137×96.5mm(外寸)という「ちょうど良い」サイズ感なので、小物収納に最適だと思います。
筆者は、コレクションしている自動巻き・手巻きなどのビンテージ腕時計の修理箱に使っていて、壊れた腕時計は全てこのツールボックスの中に「入院」させています。
▲「T-320」の収納例
・T-360(トランク型工具箱)
▲東洋スチール「T-360」(トランク型工具箱)5100〜5450円
アタッシュケースのようなデザインのツールボックス。B5サイズが収まる収納力があり、「T-360」同士でスタッキングできるのも利点です。書類、文具、ノートPC周辺機器などの収納にも向いていそうです。
筆者は割れやすいバイクのパーツ(ミラー、テールランプなど)を保管しています。今後は「T-360」を複数用意して、バイクパーツのカテゴリーごとに仕分けして使おうと思っています。
▲「T-360」の収納例
■小分けにドンズバの小型ツールボックスたち
続いては、比較的コンパクトで、使い勝手の良い小型のトランク型ツールボックス群をご紹介します。
・T-190(小型トランク型工具箱)
▲東洋スチール「T-190」(トランク型工具箱)2150〜3900円
これぞまさしく、シンプル・イズ・ベストな作りのトランク型ツールボックス。
ガジェット、充電ケーブル、文房具、裁縫道具、釣り用品など、散らかりやすい小物を整理する収納に適しているように思いました。また、「T-190」同士や、後述の「T-192」とスタッキングできるところも◎。用途ごとに色を分けて収納したり、色違いを組み合わせるのも楽しそうです。
筆者は、「T-190」を2台、バイクの車載ツールボックスとして使っています。出先での突然のバイクの故障などでもサッと取り出し、スタッキングさせながら修理できる点がお気に入りです。
▲「T-190」の収納例
・ T-192・T-152・T150(小型トランク型工具箱)
▲東洋スチール「T-192」(小型トランク型工具箱)2100〜2200円
▲東洋スチール「T-152」(小型トランク型工具箱)1650〜1750円
▲東洋スチール「T-150」(小型トランク型工具箱)1900〜2000円
「T-190」同様、コンパクトながらしっかりとした作りの小型トランク型ツールボックス群。
「T-192」は平べったい小物の収納に最適で、「T-152」はさらに精密な部品などを入れるのに向いています。また、「T-150」はやや深さがあるので、より立体的な物の収納に向いていると思います。
何かとグチャグチャになりがちなスマホ関連部品を「T-192」に、ビンテージ文房具の消耗品のストックを「T-152」に、また趣味の手巻きタバコのペーパーやローラーを「T-150」に収納しています。
「T-150」同士、または「T-152」とスタッキングで組み合わせて使うことができるので、今後増やしていきたいと考えています。
▲「T-192」(中央)、「T-152」(右)、「T-150」(左)の収納例
■趣味の作業のかたわらで大活躍のパーツボックス
そして趣味の実作業の際に開け閉め不要で、何かと使い勝手が良いパーツボックスをご紹介します。
・M-8(パーツボックス)
▲東洋スチール「M-8」(パーツボックス)5100円
細かな部品を整理するために設計されたというパーツボックス。
ボルト・ナットなどの工具部品を始め、頻繁に使う道具をサッと取り出せるオープン収納としても便利です。
「M-8」同士でスタッキングができるため、特に趣味の作業のかたわらにあるとかなり重宝します。重厚な質感もカッコ良くて、インテリアアイテムにも流用できそうです。
筆者は、趣味のシルクスクリーンやステンシルの材料の保管に使っていますが、こういった作業での「版の乾燥」にも役立つため、とても重宝しています。
▲「M-8」の収納例
■錆びや傷などのも味になる「一生使える」ツールボックス
ここまでの通り、東洋スチールのツールボックス群は実に様々なタイプがあり、同時に様々なニーズにも対応できる製品ばかりです。
また、とにかく頑丈で流行に左右されないデザインでもあるため、その気になれば一生使えるツールボックスだとも筆者は考えています。
▲筆者の実家に、数十年前からある東洋スチールのツールボックス
長年使い続けることで、金属特有の傷や風合いが生まれ「自分だけのツールボックス」になるのも東洋スチールならではの利点でしょう。こんな点も含めて、東洋スチールに回答をお願いしてみました。
「ぜひ一度、手に取っていただければ嬉しく思います。
私たちは、『工具箱』という枠にとらわれず、お客様それぞれの仕事や暮らし、趣味に寄り添う収納用品として、自由な発想でお使いいただけるものづくりを大切にしています。
これからも、丈夫で長く使える品質はそのままに、一人ひとりの暮らしに寄り添い、長く愛される製品をお届けしてまいります。
東洋スチールの工具箱は、使い始めた瞬間に完成する製品ではありません。日々使い、傷が付き、時間を重ねることで、その人だけの道具へと育っていきます。
私たちは、工具箱をつくっているのではなく、長く使い続けたくなる道具をつくっています。
皆さまの暮らしや仕事に寄り添い、永く愛される存在になれれば幸いです」(東洋スチール・担当者)
最後に、筆者が「意外と良いぞ」と思っているのが、従来の工業的な趣味や作業とはまるで無縁な人への東洋スチールのツールボックスのプレゼント。
たとえば、工具箱になじみのない女性であっても、シンプルでかわいいカラーリングのツールボックスをプレゼントすれば、日常使いのアクセサリーや化粧品の整理箱として重宝されるのではないかとも思います。
東洋スチールのツールボックスの出発点は工業の現場におけるプロユースだったはずですが、その合理的かつシンプルな機能美によって、近年では様々な場面やシーンで重宝され続けています。人々の趣味や生活に寄り添い続けてくれる唯一無二のツールボックス……それが東洋スチールのこれら製品だと思います。
<取材・文/松田義人(deco)>

松田義人|編集プロダクション・deco代表。趣味は旅行、酒、料理(調理・食べる)、キャンプ、温泉、クルマ・バイクなど。クルマ・バイクはちょっと足りないような小型のものが好き。台湾に詳しく『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)をはじめ著書多数
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