いつ起きるか分からない災害への備え。大切だとわかっていても、棚の奥に缶詰やレトルト食品をしまい込んだままにしていませんか?
「IZAMESHI(イザメシ)」は、味やバリエーション、パッケージデザインまで追求した長期保存食。非常時だけでなく、日常の「いざ」という場面でも活用できる、新しい防災食のスタイルを提案しています。今回は、実際に「IZAMESHI」を味わって購入できるスポットを訪問。商品を手がける杉田エース株式会社の担当者の方にお話を伺いました。
◾️おいしさを高めた「長期保存食」
海外で買い付けたインテリア雑貨や、ライフスタイルグッズなどが揃う2階の『upstairs outdoor living』。その一角に「IZAMESHI」シリーズが並ぶ
訪れたのは、東京・銀座にある『GINZA innit(ギンザ・イニット)』。1階には、「IZAMESHI」を含むオリジナルメニューが揃うカフェ&レストラン『IZAMESHI Dish(イザメシディッシュ)』、2階の『upstairs outdoor living』には、ライフスタイルアイテムなどとともに、長期保存食「IZAMESHI」が並んでいます。
杉田エース株式会社は、建築金物や建築資材を扱う創業90年を超える老舗の卸売業者。同社が「防災食」というまったく異なる分野の開発を手掛けることになったきっかけは、2011年の東日本大震災だったのだそう。
「当時、弊社はブルーシートや土嚢袋などの供給が追い付かず、企業として供給責任が果たせず悔しい思いをしました。そんな時、避難所で配られている食料を目にしました。当時の非常食は味気ないものが多く、パッケージも無機質だったんです。それを見た弊社社長の“災害時でも安心しておいしく食べられるものが必要なのではないか”という想いから、食の面でも災害時のサポートができないかと、長期保存食の開発が始まりました」(担当者、以下同)
▲主食やお惣菜、デザートもずらり。食べてみたいラインアップに選ぶ楽しみも
自社で食品工場を持たないため、協力してくれる製造メーカーを探すところから開発がスタート。その後、社内から寄せられる「こんなメニューがあると嬉しい」という声を形にしていく中で、大きな壁となったのが「おいしさと長期保存の両立」でした。
「いつもの料理の味わいを損なわず長期保存食にするためには、単に保存期間を延ばすだけでなく、どんな状況でも味を保てなければいけません。試作段階では問題がなくても、レトルト加工や時間経過によって色や形、食感、味が大きく変わってしまうため、何度も試作を繰り返し、検証しています」
▲代表的な「IZAMESHI」シリーズの中で人気の高い、定番系のお惣菜。かつおと昆布の出汁で炊いた「肉じゃが」(594円)、野菜の旨味が溶け込んだデミグラスソースを使用した「煮込みハンバーグ」(648円)は一品足りない時にも利用できて便利
試食には社長や開発チームが参加し、味付けを何度も確認。そうした工程を経て、2014年に「IZAMESHI」シリーズが発売となりました。
現在はご飯類やおかず、スープやスイーツ、パンなどを展開する「IZAMESHI」をはじめ、「IZAMESHI・具だくさんにゅうめん」「同・そのままPASTA」「同・Deli」のほか、台湾料理「IZAMESHI・台湾」など、豊富なメニューをラインアップしています。
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