◾️東京の酒場文化のこれからとは?
雑誌『酒場人』の取材で出会い、「小宮山さんがマジでガチの酒飲みだということが判明して、その日は結局、前後不覚になるまで飲みました」とパリッコさん。これをきっかけに二人は意気投合し、ディープな名店などを訪ねる酒飲み仲間になったと言います。
トーク終盤には、吉田類さんや久住昌之さん、太田和彦さんといった先輩たちが築いてきたという、酒場文化の話題へ。
▲『古典酒場』創刊編集長の倉嶋紀和子さんが「この本を絶賛していましたよ」とパリッコさん。「倉嶋さんは、松岡昌宏さんの番組『二軒目どうする?』でリアルに飲んで寝ちゃった人、最高ですよね。そういう酒場文化に携わるたくさんの方々がいるので、みなさんと盛り上げていけたら」(小宮山さん)
小宮山:「東京には、のんべえ界隈というのがありまして。この本の中でも書いているんですが、僕がすごく影響を受けた吉田類さんをはじめ、酒場の先輩たちの存在が大きいんです。界隈はだいたいみんな酒場でつながっていて、飲み会もよく行われていたんですが、それがコロナ禍以降あまりやらなくなっちゃって」
パリッコ:「吉田さんや太田さんがけん引してきたシーンですが、みなさんがご高齢になってきたので、やっぱり雄飛さんが次をけん引していかないと」
小宮山:「いやー、それはパリッコくんがまとめないと。僕のちょっと上に玉袋筋太郎さんがいるじゃないですか。絶妙な立ち位置だし、酒場文化っていうよりは酔っ払いスナック文化(笑)。それにしてもこの界隈は、みんな仲がいいですよね」
東京ののんべえ界隈の重鎮の名が次々と挙がる中、「僕も新刊『この世には飲まなきゃいけない酒がある』(新潮文庫)が出ますので、ぜひご一読ください」とパリッコさんもアピール。
最後は、酒場を愛する人たちへ向けて「酒場文化に携わるさまざまな人たちとともに、ぜひ東京の酒場文化をみなさんも一緒に盛り上げていただけたらと思います」という、小宮山さんからのメッセージで締めくくられました。
◾️『たますけ』にて特別メニューを期間限定販売中
▲『ツマミ百景』の発売を記念した特別メニューの「バリカタセット」(1,500円)。「焼きそばのカリカリ(卵黄ソースつき)」、「ゴボ天明太ディップ」「バリカタウーロンハイ」が特別価格のセットに。10月16日(金)まで提供中
会場となった赤坂『たますけ』は、博多の名物うどん居酒屋『二〇加屋長介』と、大阪のお好み焼き酒場『お好み たまちゃん』が融合した話題のハイブリッド居酒屋。今回の出版を記念して、10月16日(金)までの期間限定特別メニューが登場しています。
「バリカタウーロンハイ」(通常650円):焼酎とウーロン茶の比率がなんと「7:3」という、小宮山さんも驚いたストロング仕様。期間中はお酒の濃さを「バリカタ(濃いめ)」仕様に無料で変更可能。
「焼きそばのカリカリ」(通常600円):麺の表面を香ばしくカリカリに焼き上げた食感も楽しめる一品。からしを効かせた卵黄ソースを付けて味わうスタイルで、小宮山さんも「ジャンルを超えた完璧なおつまみ。香ばしさがバリカタウーロンハイに合いすぎる」と絶賛。
「ゴボ天明太ディップ」(通常600円):サクサクの博多名物「ごぼう天」に、特製明太ディップを絡めていただく、お酒が進むアテ。
同店では、この3つをセットにした「バリカタセット」(1,500円/席料別途)も期間限定で提供中。単品よりお得に楽しめるので、『ツマミ百景』を片手に、酒飲み仲間とともに、“バリカタ”な夜を味わってみては?
▲『小宮山雄飛のツマミ百景』(1,870円、晶文社)
餃子、レバニラ、春巻き、板わさ――。カレー本でベストセラーを生み出した小宮山雄飛さんが次に目を向けたのは、身近で奥深いツマミの世界。おなじみの一品一品から広がるのは、食べ方の流儀、つい熱くなるこだわり、どうでもいいのに放っておけない論争、そしてツマミを前にした人間たちのなんともいえない愛おしさ。食べものについて綴っているのに、いつしかその向こうに人の癖や気分まで見えてくる。読めばお腹がすき、誰かと一杯やりたくなる、そんな一冊です。
たますけ
住所:東京都港区赤坂2-17-22 東京ワールドゲート赤坂 2F
>>公式サイト
<取材・文/松永加奈>
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