高級キャンピングカーは極上の“移動ホテル”だ!【特集「Go Nature!」】

【1日目】

■ゴール地点だけを決めてあとは気分次第に

クルマを借りたのは “キャンピングカーの楽園” と呼ばれる茨城県・常総市にあるRVランド。ズラリと並ぶキャンピングカーを横目に、いよいよ出発。とりあえず1日目のゴール地点だけは決めておこうと、高級リビングのような車内にはしゃぎながらスマホ片手にその場でリサーチ。キャンピングカーでも宿泊できるRVパークという施設を知った我々は、スタート地点から約200km離れた北茨城にあるRVパーク「メイムズランド」を一日目のゴールとした。もちろん、どこをどう回るかは気分次第。

出発してまず驚いたのはエンジンパワー。全長7m近い巨大ボディをグイグイ押し出していく。そこそこの登り坂でもアクセルを踏み込めばなんなく登っていくので、まったく不満なし。加えてサイズの割にボディの四隅が把握しやすいので、旅の後半ではステアリングを握っていると、その大きさを忘れてしまうほどだった。

大洗の北を流れる那珂川を超えた頃、「昔、この辺であんこう鍋食べた」という話で盛り上がり、急遽那珂湊に立ち寄ることが決定。そして、買うつもりもなかった大きな刺し身セットをふたつも買ってしまった…。

約6時間走り続けて本日の目的地に到着。受付を終えて、クルマを電源ポートのある宿泊スペースに駐車。すぐに、海を眺めるお風呂に入り、食事を済ませ車内でゴロゴロ。しばらく昔話に華を咲かせていたが、最高級キャンピングカーならではのホテルのような寝心地の良いベッドに横たわると、あっという間にグッスリ。車内も広いため、肩寄せ合うこともなく、友人のいびきに悩まされることもなく気持ち良く起床できた。

朝日を受けて「このまま帰るのはもったいない。昔みんなでいった那須高原に行くか」と、2日目の経由地を那須高原に決定。海と山の中間点となる福島県東白川郡を抜けていく。

▼10:00 RVランドをスタート

スタート地点となったRVランド。ユーザーのキャンピングカーを保管するモータープールも備えているので、特に大きなキャンピングカーユーザーの利用が多いという。

「RVランド本社」
約5000坪という広大な敷地の中に、約70台の展示車両が並ぶ展示場。キャンピングカーの楽園と呼ばれ、多くのユーザーが訪れる。
住所:茨城県常総市大塚戸町1600-1

▼12:00 霞ヶ浦で小休憩

すぐに海を目指さず、途中の霞ヶ浦周辺を回るルートを取った。のんびりと一般道を利用していたら2時間もかかってしまったが、景色は最高!

▼新鮮な刺身を買っても冷蔵庫があるから安心!

海側を走っていると魅力的な海鮮店が並ぶ。観光バスも停車できるお店を見つけ、店内を見学。食べきれないほどの刺し身を買ってしまったが、冷蔵庫があるので心配なし。

▼15:30 漁港を眺めながらひたすら北上!

茨城県の那珂川を超えると那珂湊という大きな港がある。ここからは景色が一変。坂道を登り、港の町並みを後にすると、海岸線の美しい景色はもうすぐそこ。

▼16:00 クルマで泊まれるRVパークに到着!

「RVパークメイズムランド」

1日目の宿泊地に到着。宿泊費はクルマ1台3000円とリーズナブル。RVパークは全国各地に124カ所もあり、現在も増加中。メイムズランドは沖合に二ッ島を眺める景勝地にある複合施設で、美しい海を眺められるのがポイント。
住所:茨城県北茨城市磯原町磯原2547-3

▲旅の疲れを癒やしてくれるのは景色の良い入浴施設。海を眺めながら湯船に浸かると海に浮いているような感覚に。朝風呂のサービスを予定しているので、朝日を眺めながらの入浴も可能

 

▼20:00 キャンピングカーに戻り何もしない贅沢を楽しむ

食事とお風呂を終え、キャンピングカーでまったりとした時間を過ごす。最高品質の調度品に囲まれ、自由な時間を満喫。洗面施設もあるので、すべてを車内で完結できるのがありがたい。

▼本格的なベッドが天井からも出現!

本格的なベッドを装備。リアのマスターベッドと電動で天井から降りてくるプルダウンベッド、リビングに展開するベッドを完備

 

【次ページ】ハイマーの旅もいよいよ後半へ

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