街に海に山に大活躍する最新軽自動車10選【即買いヒットアイテム】

■各社のアイディアが詰まった軽自動車に注目

660cc以下というエンジン排気量の制約や、全長3400mm、全幅1480mmというサイズ規制がありながら、日本の乗用車販売で約4割を占めるに至った軽自動車。その理由を「性能が普通車顔負けのレベルになったため」と分析するのは、自動車ライターの工藤貴宏さん。

「さらに、メーカー同士の切磋琢磨が相まって、新しい軽自動車は走りや居住性、使い勝手がどんどん向上しています」

そんな横並びの状況を打破すべく、メーカー各社は自社製品を選んでもらおうと、続々とアイデアを投入。結果、各モデルに個性が生まれたと工藤さんは語る。

「各メーカーの売れ筋である実用性抜群のスーパーハイトワゴンはもちろん、SUVやスポーツカーなど、“所有すると楽しそう” と思わせる遊びゴコロあふれるモデルが増えています」

ここでは工藤さんのアドバイスを元に、「積極的に選びたい!」と思える存在となったオススメの軽自動車を紹介したい。

■オススメの軽自動車1:SUV

「今やSUVは、世界中で人気の自動車ジャンルとなりましたが、それは軽自動車のカテゴリーでも同様。ハイトワゴンとSUVの美点を兼備したクロスオーバー車から、悪路をガンガン走れる本格派まで、個性豊かなモデルがどんどん増えています」(工藤さん)

1. スクエアなフォルムで居住性を高めた人気クロスオーバー車

スズキ
「ハスラー」(128万400円~)

前席に座る乗員の間隔が先代比で30mm広がり、開放感が向上。スライド機構を備えた後席や多彩な純正アクセサリーなどで、アウトドアレジャーの相棒として最適です(工藤さん)

人気者だった初代から丸いヘッドライトなどの愛くるしい要素を継承しつつ、スクエアなフォルムを採用することで、室内の居住性が格段にアップ。新しいプラットフォームや新設計の自然吸気エンジンなどで、走行性能も向上した。

1914年創業の老舗アウトドアブランド・ogawaとコラボした「カータープ」や、自転車を簡単かつ安全に積載できる「サイクルキャリア」など、アウトドアレジャーを楽しむための純正アクセサリーが充実している。

▲荷室フロアは、濡れたギアやドロの付いたアイテムも気軽に積めるはっ水仕様

▲上位グレードでは、助手席前にあるインパネアッパーボックスのフタがテーブル代わりに

▲同じく上位グレードには、前席背面にパーソナルテーブルを装備

▲初代モデルと比べ、オンロード性能が格段にアップ。日常のショッピングから週末のロングドライブまで、ストレスフリーの走りを楽しめる

 

2. プロがお墨つきを与えた機能性と道具感の強い個性派デザインが高評価

スズキ
「ジムニー」(148万5000円~)

抜群の悪路走破性はもちろんのこと、機能性の高さをカタチにした道具感の強いスクエアなフォルムも、ジムニーの魅力のひとつです(工藤さん)

1970年の誕生以来、“プロ用ツール” として確固たる地位を築いてきた定番モデルの4代目。ラダーフレームやエンジン縦置きのFRレイアウト、副変速機付きパートタイム4WDなどを継続採用し、卓越した悪路走破性を発揮する。

▲新型は、ラダーフレームに補強用メンバーを追加して剛性アップ。悪路性能を保ちつつ、新開発 “ボディマウントゴム” との相乗効果で、舗装路での快適性も高めた

▲手袋をしていても操作しやすいスイッチ類を始め、機能性を第一とした室内のデザイン

▲リアシートの背もたれを倒すと、最大容量377Lのフラットで “使える” 荷室を得られるため、ショッピングからレジャードライブまで多彩なシーンで活躍

 

3. 期待のニューカマー!大人気ハスラーの対抗モデルがダイハツから登場

ダイハツ
「タフトコンセプト」(価格未定)

“日常生活からレジャーまでアクティブに使える新感覚の軽クロスオーバー車”として、今夏のデビューが予想される「タフト」。武骨さを強調した直線基調のフォルムに、本格四駆を想起させる遊び心あるディテールをプラス。後席は大人が足を組んで座れるなど、実用性も高い。

▲一部グレードには、前席上部にガラスルーフが採用される模様。「遊びゴコロあふれるモデルだけに、移動を楽しくしてくれる装備は大歓迎ですね」(工藤さん)

 

■オススメの軽自動車2:スポーツカー

「排気量やサイズに制約がありながら、走行性能は無視できないレベルにまで進化した軽自動車。特に軽スポーツカーは大排気量モデルにはない “パワーを使い切る” 爽快感を味わえます」(工藤さん)

4. メーカーの垣根を超えた前代未聞の意欲作!

トヨタ/ダイハツ
「コペン GRスポーツ」(各238万円~)

トヨタGR(GAZOO Racing/ガズー・レーシング)カンパニーとダイハツがタッグを組んだ、前代未聞の開発経緯が話題です(工藤さん)

約20秒でフルオープンにできる “アクティブトップ” を備えた2シーターオープンカー「コペン」をベースに、スポーティに仕立てられた本格スポーツカー。前後バンパーやインテリア、足回りなどには、GRスポーツ専用のパーツがおごられる。

▲GRカンパニーがモータースポーツ活動で得た知見を、ボディ形状にフィードバック。整流効果を高めるとともにダウンフォースを発生させ、操縦安定性を高めた

▲シャーシ前部と中央部の補強や、サスペンションの強化などで、ハンドル操作に対する応答性が向上。ドライバーが意図した通りの気持ちいい走りを楽しめる

▲室内には、ドライバーをその気にさせるアイテムが満載。ホールド性に優れたレカロシートや握りやすいモモステアリングなどには、GRエンブレムをレイアウト

 

5. 妥協のない開発から生まれた、軽自動車の常識を超えた走り

ホンダ
「S660」(203万1700円~)

コスト面での制約も多い軽自動車ながら、独自のミッドシップレイアウトを採用。同方式ならではの鋭い走りがS660最大の魅力といえます(工藤さん)

直列3気筒DOHCターボエンジンをミッドシップにマウントした、2シーターオープンスポーツ。低い重心高と、前45:後55という理想的な前後重量配分により、走る・曲がる・止まるという走りの基本を徹底的に磨いた。

▲スポーティな走りを満喫できるコックピット。上位仕様のハンドル&シフトノブの表面には、操作フィールに優れたアルカンターラを採用する

 

6. 軽自動車版 “ホットハッチ” は軽さを活かした走りが痛快

スズキ
「アルト ワークス」(153万7800円~)

車体の軽さを活かした痛快な走りを楽しめるモデル。まさに軽自動車版の “ホットハッチ” と呼ぶにふさわしい、今や貴重な存在です(工藤さん)

670kg~という軽い車体とレスポンスのいいターボエンジン、そして優れた回頭性を生むシャーシ&サスペンションなど、ドライバーが走りを楽しむための要素が充実。専用開発された5速MTの操作フィールは抜群だ。

▲人間工学に基づいた、専用開発のレカロシートがおごられた室内。小物の収納に便利なトレーやポケットが充実するなど、日常使いにも配慮

 

■オススメの軽自動車3:スーパーハイトワゴン

「今、特に人気なのがこのジャンルです。ルーフの高さを活かした室内スペースの広さや、大きなドア開口部と両サイドのリアスライドドアによる乗り降りのしやすさなどが人気の理由。普段のショッピングから休日のレジャーまで活躍します」(工藤さん)

7. 先進安全装備が充実した最新モデル

日産
「ルークス」(141万5700円~)

洗練されたルックスと、スーパーハイトワゴンとは思えない軽快な走りが魅力的。特にターボ仕様は、静粛性の高さに驚きます(工藤さん)

街乗りからレジャーのお供まで、マルチに活躍する軽スーパーハイトワゴンの中で、最も新しいモデルがコチラ。キャビンの広さや使い勝手の良さはもちろんのこと、衝突被害軽減ブレ ーキを始めとする先進安全装備も充実している。

▲高速道路運転時のアクセルやブレーキ、ハンドル操作をアシストする“プロパイロット”を、一部グレードに設定。ロングドライブ時のストレスを軽減してくれる

▲荷室の奥行きを最大675mmまで拡大可能なため、レジャーグッズの収納などにも重宝する。さらに後席の背もたれを倒せば、27インチの自転車なども積み込める

▲両側のリアスライドドアやリアゲートが大きく開くのは、スーパーハイトワゴンの美点。後席にも乗り降りしやすく、荷室への荷物の積み下ろしなどもラクだ

<こちらも注目>

三菱
「ekクロス」(165万5500円~)

ルークスは日産と三菱の合弁企業であるNMKVが企画・開発を担当したクルマで、三菱からも、基本的に中身が同じ「ekクロス スペース」が登場。コチラは、クロスオ ーバーテイストのルックスが魅力的だ。

 

8. 日本一の称号は伊達じゃない!室内の広さと使い勝手は抜群

ホンダ
「N-BOX」(141万1300円~)

キャビンの広さを活かした、使い勝手のいいラゲッジスペースもN-BOXの魅力。そのため、ファーストカーとして購入する人も多いようです(工藤さん)

国内販売で3年連続No.1に輝く大ヒットモデル。メカの占めるスペースを限りなく小さくし、乗る人のための空間をできるだけ大きくした結果、軽自動車で最大級となる広いキャビンを確保した。

 

9. 広さ室内と荷室を内包したSUVルックのクロスオーバー車

スズキ
「スペーシア ギア」(164万4500円~)

多彩なレジャーギアを積める機能性の高い荷室が魅力。後席の背面と荷室フロアは防汚仕様になっているので、濡れたギアも安心して積めます(工藤さん)

街中では便利かつ快適に、アウトドアシーンでは自由でタフに使える、ありそうでなかった軽スーパーハイトワゴンとSUVとのクロスオーバーカー。豊富なカラバリも魅力のひとつだ。

 

10. このジャンルのパイオニアは新型で乗降性がさらに進化

ダイハツ
「タント」(124万3000円~)

センターピラーレスは乗降性に優れ、荷物の出し入れにも便利。また、車内と野外との敷居を低くしてくれるため、レジャーシーンでも活躍します(工藤さん)

先のモデルチェンジで4代目へと進化したスーパーハイトワゴンのパイオニア。運転席ロングスライド機構や助手席側の“センターピラーレス構造”で、乗降性と使い勝手がさらに向上した。

 

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※2020年3月6日発売「GoodsPress」4月号掲載記事をもとに構成しています

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取材・文・写真/アップ・ヴィレッジ

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