世界が愛した“ちっちゃいクルマ”「クラシックMINI」の変遷を振り返る

BMWのブランドであるミニ(MINI)は、2019年の世界新車販売台数が34万6639台。フォルクスワーゲンの1097万4600台やトヨタの1074万2122台などと比べればかなり少ないですが、日本自動車輸入組合(JAIA)の統計『外国メーカー車モデル別新車登録台数順位の推移(暦年)』を見ると、2016年から2019年まで、日本でもっとも売れた輸入車に輝いています。

思えばBMWミニ以前の“クラシックミニ(BMC版ミニ)” 時代から日本人はミニというモデルに親しみを持って接してきました。クラシックミニは現在でもたくさんのファンがいて、専門店も多く存在します。

今回はそんなクラシックミニの歴史を振り返ってみましょう。

 

■1959年、最初のミニが登場!

ミニが誕生した1950年代は、スエズ危機による石油供給の悪化により、自動車メーカーは少ない燃料で走れるクルマの開発を迫られていました。そのため当時のイギリスでは2人乗りのクルマが主流になっていました。

オースチン・モータースとナッツフィールド・オーガナイゼーションが合併して1952年に誕生したブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)は、大人4人が乗れる小型車を開発。それが1959年に登場したミニです。

BMCは傘下にあるオースチンとモーリスから、オースチン・セブン、モーリス・ミニ・マイナーを発売。当時、ミニは主に上流階級から支持されたと言います

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