ベースになっているのはTIMEXの数あるシリーズの中でも、“実用時計の頂点” “究極のベーシック” として認められるベストセラーモデル「Camper（キャンパー）」。かつてベトナム戦争において修理や交換を必要としないディスポーザブルウォッチとして開発された同モデルで、戦中は米国兵に支給され、やがて民生品として販売されたという出自を持っています。
今年2018年は、ナイジェル・ケーボンにとってもデビュー50周年に当たる特別な年。彼が母国イギリスでデザインに従事し始めたその頃、遠く離れたベトナムは正に戦争の最中にありました。今回のモデルは、そのベトナム戦争を背にして生まれたムーブメントの数々を現代に昇華した意欲的なコレクション。60-70年代のカウンターカルチャーに思いを馳せて手にしたい1本です。2月下旬よりNigel Cabourn各店などで2万4840円にて発売。
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（文／＆GP編集部）
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