2010年から毎年限定発売している「ダマスカス鋼ナイフ」シリーズ第８弾としてリリースされる「ダマスカス リミテッド エディション 2017｣。毎回変わる個性的なハンドル素材と、美しい模様を持つダマスカス鋼ナイフを併せ持つこのギアの登場を、毎年楽しみにしている人もいるのでは。
2017年モデルのハンドルは、自然環境の保護に配慮したアメリカのEPICURIAN社製の木材をベースとした合成繊維素材を採用。よりエレガントなデザインに仕上がっています。
そして、やはり目を奪われるのは｢木目｣｢波紋｣などをイメージさせるダマスカス鋼ナイフの美しい模様。複数の金属を重ね合わせて造られるダマスカス鋼は、グラインディング（研磨）、ポリッシング（光沢出し）などの工程を経ることによって、ブレード表面にこのような２つと同じものがないユニークな模様ができあがるのだそう。各金属の長所が組合わされ、しなやかさと硬さを併せ持つ極めて優れた鋼材であるのも特長です。
この「ダマスカス鋼」の名の由来は、1000 年以上前に古代インドで生まれ、ペルシャ商人によってシルクロードから中東のダマスカス（シリア）まで伝わって｢ダマスカスの剣｣と呼ばれるようになったことから。現在、ダマスカス鋼の製法は継承されておらず、現存する｢ダマスカスの剣｣を調査しながら再現が試みられているというところも、神秘性を感じさせます。
今回の限定モデルのベースとなっているのは「スペシャルアウトライダー」。通常のアウトライダーモデルから、のこぎりとコルクせん抜きのパーツを抜いた10機能を持った特別仕様で、より希少な限定モデルとなっています。生産年が印刷されたスペシャルギフトボックスは特別感が満載。ハンドル裏面に入った世界限定5000本を証明するシリアルナンバーも、所有欲を満たしてくれそうです。
価格は6万8400円。コレクションとしても実用品としても、ギフトとしても活躍する一本です。
>> ビクトリノックス「ダマスカス リミテッド エディション 2017｣
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（文／＆GP編集部）
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