程良い固さがむしろ◎。HOKAの「オラ リカバリー スライド 3」が想像以上に快適でした!

■HOKAの「オラ リカバリー」シリーズとは?

HOKAといえば極厚ソールが生み出す唯一無二の履き心地を誇るシューズブランド。「クリフトン」や「ボンダイ」をはじめとする数々の名品が多くの人の足元を支えています。

「オラ リカバリー」シリーズは、一般的なサンダルとは違い、長距離ランニングやトレーニング後に着用して足を休める目的として開発されたモノ。快適なクッション性と洒脱なデザイン性が相まって、アフタースポーツだけでなくデイリーで使えるサンダルとして高い人気を誇っています。

ちなみに、本シリーズは今回紹介する「オラ リカバリー スライド」のほかにも、トングタイプの「オラ リカバリー フリップ」、シューズタイプの「オラ リカバリー シュー」、フィット感を調節できるストラップをあしらった「オラ ラックス」の全4種類がラインナップされています。

■オラ リカバリー スライド 3の特徴

改めて、「オラ リカバリー スライド3」を見ていきます。まず、スライドタイプを選んだ理由としては、長時間歩いたときにトングタイプだと靴擦れしてしまうから。

見た目だけで考えるとトングタイプのほうがスッキリしていて個人的に好みではあるものの、今回はガンガン歩けるモノがほしかったので、スライドタイプをチョイスしました。

ソールは二層構造になっており、分厚さはランニングシューズに使われているモノと遜色ないレベル! 最も厚みのあるところで6cmほどありました。このソールが搭載されていることで、足にかかる衝撃を効率良く吸収し、抜群の履き心地を誇っているのです。

また、靴底をゆりかごのような形状にすることで、スムーズな重心移動を実現。これはHOKAのランニングシューズでもおなじみですね。

凹凸のあるソールは、未舗装路を歩く際に有用。地面をしっかり掴んでくれる感覚があります。

なお、カラーは写真のグレー含め、全部で10色! 個人的に、色味は公式サイトにある画像とは結構差がある(特にグレー)と感じたので、試着も兼ねて実際に見てから買ったほうが良さそうです。

■ウーフォスのリカバリーサンダルとの違い

比較対象として、リカバリーサンダルのパイオニアとして知られるOOFOS(ウーフォス)を友人から拝借。こちらは「ウーアー」というモデルで、フィット感を調節できるタイプです。

ソールの厚みはHOKAよりも薄め。それでいながら履き心地はもっちり。これはこれでかなり気持ち良い! ただ、若干柔らかすぎるか…? と感じないこともないので、これは好みが分かれそう。

■オラ リカバリー スライド 3のサイズ感は?

本モデルのサイズは23cm〜30cmまで、1cm刻みで展開中。となると難しいのがサイズ選び。

私は普段、27.5cmのシューズを履いているので(ナイキは28cm)、27cmか28cmで迷いましたが、28cmだと全体的にゆとりがあったことやサンダルは基本素足で着用することもあり、27cmをチョイス。窮屈感なく、まさにジャストサイジングでした。

■使って分かったオラ リカバリー スライド 3のメリット

片道45分ほど歩いて海へ到着。実際に歩いてみると良くわかるのですが、あの分厚いソールは見た目ほど柔らかくなく、程良い固さがありました。柔らすぎると、足首が安定せずに逆に疲れてしまう…という経験があるので、これはむしろ好都合。

海はまだまだ冷たかったですが、サンダルだと細かいことを気にせずに入れるのが良いですね。夏のアクティビティにも大いに活躍しそうです。

サンダルを乾かすついでに、ロックバランシングに挑戦。ちなみに、サンダルのアッパーには4か所のベンチレーションがあしらわれているので、通気性は抜群。10分もすればカラッと乾いていました。

*  *  *

“リカバリーサンダル”という性質上、日常履きとしては正しくないかもしれませんが、ぶっちゃけアフタースポーツのためだけではもったいない性能(とお値段)。今年はHOKAの「オラ リカバリー スライド 3」で夏を楽しむぞ!

>> HOKA

<文/若澤創(&GP)>

 

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