◾️体も心もあったまる! 本場・台湾さながらの『台湾キッチン 叙序圓』で朝粥を

朝の一口で、胃も心もあったまる。
鎌倉から台湾へトリップした気分になれるのが、早朝から台湾朝粥が食べられる『台湾キッチン 叙序圓(じょじょまる)』。お店を営むのは、台湾出身の平松英子さん。長年日本で暮らし、仕事をしていたそうですが、リタイア後、当時まだあまりなかった「お粥の朝ごはんが食べられる店を」と、2018年に同店をオープンしました。
▲店内はL字のライブ感あふれるカウンター席のみ。
「子供の時は朝ごはんと言ったらお粥しかなかったんです。毎朝母がお粥作って、おかずを売りに来るお爺さんから自分が食べたいものを選んで、温かいお粥とともに食べていました。今は台湾で朝ごはんと言ったら、豆乳、飯団(餅米のおにぎり風)、パンなど選択肢がたくさんありますよね」と平松さん。
▲オーナーの平松英子さん。優しい笑顔とおしゃべりで朝から癒されます。
『叙序圓』では、そんな思い出の台湾朝粥をメインに提供しています。お粥にはほんのり甘い「さつま芋粥」、干しエビ、貝柱、椎茸で取った出汁で炊いた「肉きのこ粥」のほか、日替わり粥もあり、油條(ゆじょう、揚げパン)もついて食べ応えがあります。
◾️スーッと体に染みる台湾朝粥、豊かな小鉢たち
▲カウンター前のショーケースに選べる小皿が並ぶ
選べる小鉢(3皿)が付くのも本場さながら。例えば、干豆腐やザーサイ浅漬けなど台湾伝統の一品から、海苔の佃煮やひじき煮など近郊の美味しい食材店のもので作った惣菜まで揃っています。
▲「お粥3種アソート」1550円(税込)。右からさつま芋粥、日替わりの鶏肉粥、肉きのこ粥。選べる小鉢3皿付き。このほかに、お粥単品(小鉢付き)、ちまきや薬膳スープのセットなどもあり
一番人気は「お粥3種アソート」。台湾でも定番だというさつま芋粥はほんのりと甘く、朝の一口目にぴったりな体に染み入る美味しさ。「山椒塩をかけると甘みが増しますよ」と教えてくれたので、パパッとかけてみる。旨味の化学反応が起きて味わいが深まり、ピリッとするようで甘い。旨い!
お粥が3種もあると心まで豊かになるようで、鶏肉粥、肉きのこ粥と交互に食べつつ、ラー油をかけて味変しつつ、時折小鉢をつまむ。これ、まさに至福のとき。
▲お好みの味変に使えるラー油やごま油、豆板醤、山椒塩。
せっかくなので、筆者の好物でもある台湾スープ「鹹豆漿(シェントウジャン)」もいただきました。こちらは温めた豆乳に桜エビ、味付け搾菜、油條、ラー油とお酢を入れたシンプルなもの。お酢でおぼろ豆腐になったスープは、どこまでも優しい味わいながら、ラー油の辛さも相まって一気に顔が火照るよう。
そのうち台湾で初めて食べた時の感動が蘇り、また旅をしたくなる。美味しい朝ごはんは、忘れられぬ思い出になる食体験ともいえますね。
▲「鹹豆漿(豆乳スープ)」600円。シンプルながら食べ応えもあり、染み入る美味しさ!
「朝粥は消化にいいし、体も温まる。そして優しい気持ちになります」(平松さん)。その通り、体全体がポカポカしてくると朝の活気に満ちていきます。カウンター越しに笑顔をむけてくれるスタッフさん、同じカウンターに座る常連さんの話に混ざり、会話も生まれる。そんな一体感を生むこの空間も、いい。
「美味しいご飯はもちろん、優しいスタッフさんがいるお店で気さくに会話する。そんな朝時間に癒されますよね」と、近隣でお店を営む常連の方も陽気に語ってくれました。
「料理へのこだわりは食べやすさと、気持ちが和む食事です」。そう語る平松さんの人柄が滲むようなあったかくて滋味深い良店で、朝から気分上々!

台湾キッチン 叙序圓(Jojomaru)
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下1丁目9-29 シャングリラ鶴岡2F
TEL:0467-22-7899
営業時間:7:30‐14:00 ※営業日・時間変更あり
定休日:月・火曜
※支払いは現金のみ
>>叙序圓ホームページ






















































