チタンフィニッシュシートでメッキ飛燕をディテールアップ!【達人のプラモ術<飛燕>】

■第244戦隊の赤い尾翼を塗装

作例は本土防空戦Fで活躍した第244戦隊の機体仕様なので、尾翼をマスキングしてプライマーを下塗りしたのち赤で塗装します。

同時に主翼付け根のウォークウェイもつや消し黒で、主脚収納部はコクピットの塗装で使用したタミヤ「アクリルミニ XF-59 デザートイエロー」で塗装します。この際、塗装がマスキングからはみ出してしまっても乾燥後すぐに爪楊枝等で擦れば、メッキを痛めることなくはみ出した塗料を落とせます。

▲尾翼は鮮やかな赤(タミヤ「アクリルミニ XF-7 フラットレッド」)で塗装

▲主翼上面のウォークウェイは滑り止めのゴムが張られていたので、つや消し黒で塗装

▲主脚収納部は前回製作したコクピットと同色のデザートイエローで塗装

 

■胴体と主翼を合体

塗装が乾燥したら胴体と主翼をしっかりと接着して、ラジエターを塗装して取り付けます。機体に主翼と尾翼が付いたことで、スマートな飛燕の雰囲気が出てきました。ここまでくるとモチベーションも一気にアップしますね。

▲主翼と胴体を接着したのち、ラジエターを取り付ける

次回はいよいよ本キットの特徴でもある迷彩デカールを機体に貼りこんで完成を目指します。お楽しみに!

 

★NEXT KEY ITEM!

本キットでは、第244戦隊の高島少尉機の迷彩塗装をデカールで再現できるのがセールスポイントにもなっています。とはいうものの、主翼上面と胴体全面に貼りこむ大判デカールは難易度が高いのもまた事実。というわけで次回は大判デカール貼りのコツを紹介します!

 

★達人流制作のポイント!

①フィニッシュシートでリアルな金属感を再現

②パーツの継ぎ目もフィニッシュシートで簡単修正

③無塗装とは微妙にトーンの違う金属色を組み合わせて再現

 

>> 達人のプラモ術

<写真・文/長谷川迷人>

 

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