今回、試したのはソニーモバイルの「Xperia X」。Xperiaシリーズは、2013年末に発売開始された「Xperia Z1 f」から “手ぶくろモード” という名前で実装されています。
まずは設定から。
［設定］を開き、［画面設定］へ。
次に、画面を下にスクロールしていくと、一番下に［手ぶくろモード］があるので、これをONにします。
設定はこれで完了。でも実はもっとカンタンな設定方法があります。それは「クイック設定ツール」です。
画面を上から下にスワイプすると出てくる通知を、さらに下にスワイプして出てくるアレです。そこをよーく見ると、あるんです “手ぶくろモード” が。
これなら、ラクに設定ができます。
では実際にどの程度反応するのか、スマホ対応ではない手袋を着けて試してみましょう。
おおっ！ タッチしたところの周囲に輪が現れました。もちろん左右に動かせばスワイプし、ズッと押し続ければ長押しになります。
ただし、さほど感度がいいとは言えません。Xperiaの場合は、タッチパネルの感度を高めることで手袋をした状態の指でも反応するようになるとのこと。試しに手袋を外して触ってみたところ、触れるか触れないかギリギリのところで輪っかが現れ、反応しました。
あくまで簡易的ではありますが、スマホ対応の手袋でも指ほどの感度はさすがに無理だったりしますよね。そんなとき “手袋モード” をONにしておけば、触っているのに反応しない！というイライラを軽減できるのではないでしょうか。
文字入力は無理でも、せめて着信にはすぐに反応したいぐらいであれば、これでも十分だと思います。
Xperia以外にも、さまざまな名称で同じような機能を装備しています。
●AQUOSシリーズ “グローブモード”
●Galaxyシリーズ “高感度タッチ操作”
ちなみに、小雨が降る中、手袋モードで使用すると、水滴でも反応してしまいますのでご注意を。
残念ながらiPhoneは装備していません。
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（文／&GP編集部 エンドウヒデカズ）
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