発酵食品でメタボ対策!「発酵フードメーカー」でヨーグルトやチーズを作ってみた

■デザイン性の高さは他製品にない強み

ここ数年、発酵食品が作れる“ヨーグルトメーカー”はじわじわと人気の高まっている調理家電です。しかし、この発酵フードメーカーが他と一線を画すのは、そのデザイン。

これまでのヨーグルトメーカーは“いかにも”な見た目で、お世辞にもおしゃれだとは言えませんでした。それに対し、発酵フードメーカーは少しレトロな雰囲気があり、ベージュとレッドの2色展開というのがポイントです。

サイズは幅130×高さ281×奥行き138mm、重さは650g。本体は500ml~1Lの牛乳パックがすっぽり収まるくらいの大きさなので、使わないときの収納場所にもさほど困りません。

発酵フードメーカーでは、任意の時間設定した温度をキープできるのが特徴です。温度は25~65℃まで1℃単位、時間は1~48時間まで1時間単位でタイマーを設定できます。電源を入れて温度と時間を設定し、スイッチをオンにすれば、あとは完成するのを待つだけです。

 

■自家製ヨーグルトは6時間発酵させればOK

最初に作ってみたのはヨーグルト。用意するのは下記の材料です。

  • 種菌になるヨーグルト 50g
  • 牛乳 500ml

牛乳パックのままでもヨーグルトは作れますが、今回は付属の専用容器を使用しました。

雑菌が入らないようにするためにも、付属する専用容器、計量カップ、スプーンは良く洗ってから熱湯に浸すか、熱湯をまんべんなくかけて消毒してから使いましょう。

作り方はいたってシンプル。容器に常温に戻した牛乳とヨーグルトを入れて、よく混ぜるだけ。あとは本体にセットして、42℃で6時間加温します。

こちらが6時間後のヨーグルトの様子です。市販のヨーグルトよりも少し水っぽいので、このままひと晩冷蔵庫で冷やしておきます。

ひと晩冷やすと、ドロッとした液状だったのが、だいぶ固まった雰囲気がありますね。お皿に盛り付けて、ブルーベリージャムをトッピングしていただきます!

市販のヨーグルトに比べて、少し酸味は強めですが、これは完全にヨーグルト。種菌として使ったヨーグルトはたったの50gなのに、その10倍の量があっという間に作れるんです。

これだけあれば、そのまま食べるのはもちろん、料理にもどんどん使えそうです。家族で毎朝ヨーグルトを食べるなら、このほうが断然コスパはいいですね。
 

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