変形するトートバッグ「スプーンフル」でキャンプを快適に!【アウトドア銘品図鑑】

■サイズ選びと使い方のヒント

「スプーンフル」を作ったホールドオールの椎名哲朗さんに、サイズ選びと使い方のヒントを教えてもらいました。

「8号帆布の#6に10インチダッチオーブンを入れ、その上にスキレットのハンドルをファスナーを開いて逃がして重ね、さらにコッヘルセットやテーブルウェアを重ねて、ポケットにはカトラリーやキッチンツールを入れると、4人分程度のキッチン回りがひとまとめに納まります。また、雨の日の撤収では帰宅後にテントやタープを乾燥させなくてはならないので、ターポリンの#17や#18をシート状に広げて、その中央に適当に丸めたテントやタープを置いて、サイドファスナーを閉めれば、クルマも他の荷物も濡らさずに持ち帰ることができます」

「新登場のセンゴクアラジン ポータブルガスストーブは#7にぴったりです」と写真を送ってくれました。アラジンのブルーフレームは台座が大きいので下部を開放して持ち運べるそう。

「ソロキャンプなら#17にたいていの装備が入ってしまいます。設営後はテント前室に敷いて荷物置き場にする、寝る前に椅子やテーブルに被せて夜露で道具を濡らさないなんて使い方も」

「スキーやスノーボードではターポリン製の#14や#15。ウエアやブーツを本体に入れ、ゴーグル、ニットキャップなどの小物は6つあるポケットにそれぞれ収納すれば、いくつもバッグを持つ必要はありません。駐車場に置けば、広げなくとも踏みつけてブーツの履き替えができますし、濡れたバッグは雑巾で拭くだけでよく、クルマを汚すことはありません」

「全てのモデルに共通ですが、スプーンフルはマチを開放してフラットにしてコンパクトにたためます。ターポリンモデルなどは、大きなサイズでもかなり小さくたためるので、クルマに常備しておくと色々使い道が広がるのでは」

7通り+ジョイントまでできちゃう便利なトートバッグ「スプーンフル」。広げてもいいし、多少の道具の増減はファスナーで調整。とっておきの大きな道具はジョイントして…。アイデア次第でいろんな使い方ができるんですね!

サイズバリエーションが豊富なので、どれにすればいいか迷ってしまいますが、自分の道具を見直すチャンスかもしれません。

>> ホールドオール

 


[関連記事]
買い物にも便利!トートバッグにもなるクーラーボックス

ちょっと人に自慢したくなるトリプルコラボのヘッ電付きスペシャルハット

焚き火台とセットで持っていきたい折り畳みテーブル


(取材・文/大森弘恵)

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする