スポーツタイプの自転車に乗っている人たちにとって憧れの存在が、自分の体のサイズや好みに合わせてオーダーした自転車。それも、ハンドメイドで仕上げられたロードバイクとなると、筆者もいつかはオーナーになりたいと感じている憧憬の対象です。ただ、ハンドメイドのオーダーフレームというと、お値段も100万円クラスだったりして、おいそれと手を出せるものではありません。

そんな憧れを、我々でも手が届く価格で作ってもらえるのが「パナソニック オーダー システム(POS)」です。パナソニックというと、いわゆるママチャリや電動アシスト自転車のイメージが強いかもしれませんが、実はハンドメイドの競技用自転車なども手掛けているメーカー。自社工房で1台ずつハンドメイドで仕上げられているとのことで、その工場を見学してきました。
■クロモリフレームに現代的なスペックを搭載
パナソニックの「POS」では、チタン製やクロモリ製のロードバイクから競輪用の競技フレーム、シクロクロスバイクまで幅広い車種がオーダー可能です。そのラインナップに7月から加わったのが、クロモリ製ながらディスクブレーキなど最新のパーツで組めるスペックとなった「FRCD07」。ハンドメイドのオーダーフレームながら36万5000円〜(フレームセット・税込み)で購入できます。この価格なら「がんばれば出せるかも」という気になってきませんか?
▲「FRCD07」の完成車参考例
クロモリ製フレームの魅力は、細身のパイプを組み合わせたシンプルなルックス。「FRCD07」もホリゾンタル(トップチューブが水平基調)なクラシカルなシルエットですが、最新スペックのパーツがアッセンブルできる仕様とされています。

まず、フロントフォークを支えるヘッドパイプ部分は「ワンポイントファイブ」と呼ばれる太くて剛性の高いフォークをセットできるサイズとなりました。

これに合わせて、パイプを組み合わせるための「ラグ」と呼ばれるパーツを新造。クラシカルなルックスながら、剛性感のある走りとハンドリングを実現しています。

ブレーキは制動力に優れたディスクブレーキが使用できるように「フラットマウント」というタイプに対応。ホイールを支える車軸部分は12mmの大径で剛性の高い「スルーアクスル」と呼ばれる固定方式を採用しています。どちらも、現代のロードバイクでは一般的な方式なので、最新の性能が高いホイールを組み合わせることが可能です。
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