au新モデルは6機種すべて5G!料金プランも値下げ!

■「ピタットプラン 5G」は4G向けプランと同額に!

5Gスマホ向けの料金プランの一部変更も発表されました。従来は5G向けプランは、4G向けプランよりも1000円高く、「5Gスタートキャンペーン」によって毎月1000円×25か月割引されて、4Gスマホと同額で利用できる仕組みでした。

その「5Gスタートキャンペーン」は9月30日で終了しますが、10月1日から「ピタットプラン 5G」が1000円値下げされることが発表されました。期間限定ではなく、永続的に4G向けプランと同額になったわけです。同プランは、使うデータ量によって支払い額が変動します。新料金では1GBまでは月額3150円(割引適用前)、「家族割」や「auスマートバリュー」などが適用された場合は月額1980円で使えるようになります。

▲「ピタットプラン 5G」の新料金(KDDIの報道発表資料より)

なお、「データMAX 5G」などの使い放題プランに加入した場合は、10月1日から新たにスタートする「5G スタート割」が適用され、毎月1000円×12か月が割引されます。割引期間は短くなりましたが、4G向けプランと同額で5Gスマホを使い始められます。また、10月2日からはデータ使い放題に、TV動画配信サービス「TELSA」「Paravi」「FOD プレミアム」をセットにした「データMAX 5G テレビパック」も選べるようになります。月額1万350円(割引適用前)ですが、各種割引が適用された場合は月額4460円〜になります。

▲「データMAX 5G テレビパック」は、見逃したテレビ番組が見放題になるのが魅力。4G向けプランも提供

5Gスマホのほうが4Gスマホよりも端末価格が高いと思いがちですが、いまやそうとも言いきれません。9月4日に発売された5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」は一括払いが4万2740円(税込)で、次の機種変更時に端末を返却する「かえトクプログラム」を利用した場合の実質負担金は2万9900円(税込)。実は、4Gの「Xperia 10 II」(実質負担金は3万9790円)や「AQUOS zero2」(実質負担金は5万4740円)より安いんです。購入する機種によっては、5Gスマホのほうがお得に使えるということは知っておくべきでしょう。

 

■5Gを体験できるコンセプトショップ「GINZA456」がオープン!

9月26日、東京・銀座に「GINZA456」というauのコンセプトショップがオープンしました。山野楽器銀座本店ビルの地下1階〜2階に作られ、実際に5Gスマホに触れて、5Gコンテンツを体験でき、購入もできるという施設です。

▲1Fのファサード。床から天井に繋がる電飾は、時刻によって表示が変わる

スマホの画面に自分のアバターを表示させて、コンサートやスポーツを見に行ったり、複数のカメラで撮影した映像を5Gスマホの1画面で同時に見たりと、5Gのメリットを実感できる展示が行われています。

▲地下に5Gコンテンツを体験できる空間があり、5Gスマホを借りて、池田エライザさんの写真にかざすと、画面にARのエライザさんが登場して、案内してくれる

▲バーチャルの横浜スタジアムに行って、野球を観戦するという体験ができる。なお、同じ技術を用いて、10月以降に「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス」というイベントの開催を予定している

auは9月25日以降、auスマートパスプレミアム会員向けに5Gコンテンツを順次拡大させることも発表しました。それらのコンテンツを体験視聴することもできます。

▲フィギュアスケートの国際大会をマルチアングルで撮影した映像を期間限定で配信。テレビでは放映されたかった場面なども見られる

auユーザーにとっては、今後の機種変更は必然的に「5G」になるはずです。まだまだ5Gにつながる場所は少ないですが、これから2年くらいの間にどんどん広がるでしょう。5Gに乗り換えたら、どんなことができるか? どのプランが適しているのか? そろそろ考え始めたほうがいいかもしれません。

>> au

<取材・文/村元正剛(ゴーズ)

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

 

 

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