暑いから「KaiHouse本格かき氷器」で台湾風マンゴーかき氷を作ってみた

■ついに氷を削る!

氷をセットし、ストッパーの爪でしっかりと固定します。手が刃や爪に当たるとけがをする恐れがあるので、慎重に乗せましょう。

側面にあるハンドルを回すと、縦に設置されたギアが回転し、ストッパーを上下に動かせます。氷を固定したら、上部にあるグリップを握ってひたすら回す! 均質の氷なので力を入れなくても削りやすい!

薄く削れた氷が次から次へと器に流れ込んでいきます!

一度止めて見てみると、ひとつひとつの氷が薄く平らにスライスされるのが見えます。途中でシロップをかけて、また氷を削ります。削れた氷が均一に器に入るよう、器の位置を動かして調整するのもポイント。

ガリガリガリガリ――そしてついに完成!

薄くきれいな氷に、いちごのつぶつぶが残るお手製シロップをかけて、なんともおいしそうな見た目ですよね。

早速ひとくち、いただきまーす!

……おいしい。口に入れるとふわふわシャクシャクした食感で、くちどけはなめらか。ただ屋台のかき氷のようなガリガリとした固さはないけれど、行列のできるお店のようなふわふわでもない。感覚としてはその中間です。いちごシロップも甘さ控えめのなかに、いちごの果肉感が残っていてとってもおいしい!

普段かき氷を食べていると、下の方の氷がすぐ溶けて液体になってしまい、残念な気持ちになります……。しかし今回は、食べ進めても氷があまり溶けていないことに気づきました。氷が薄い分溶けやすいかと思いきや、手間暇かけた甲斐があります。また、器を事前に冷やしておくのもポイントです。

 

■台湾風マンゴーかき氷を作る!

お次は台湾風マンゴーかき氷を作ります!氷を作るときにもマンゴーを使っていきます。

材料はこちら。

  • 基本のシロップ:80ml
  • 冷凍マンゴー:300g
  • 水:120ml
  • 練乳:30ml

ミキサーに材料を全ていれて撹拌し、ドロドロに混ざったら水のときと同様に、製氷器に入れて冷凍します。

マンゴーシロップの材料はこちら。

  • 基本のシロップ:100ml
  • 冷凍マンゴー:100g
  • レモン汁:5ml

大きめの耐熱ボウルに基本のシロップと冷凍マンゴーを入れ、600Wの電子レンジで5分加熱します。粗熱が取れたらミキサーで撹拌し、ボウルに戻して再度電子レンジで1分加熱します。粗熱がとれたらレモン汁を加えて完了です。

8時間後――固まったマンゴー氷をかき氷器にセットして、いざ削ります!

マンゴー氷を製氷器から出すときに少し時間がかかったため、表面の氷が若干溶けていますが勢いで削っていきます。水の氷のときよりもさらに軽く削れます。

黄色なので、透明のときよりも平たい氷の形がよくわかります。途中でマンゴーシロップをかけて、もう一度削ります。

 

■マンゴ―かき氷が完成!

あの台湾でも大人気のマンゴーかき氷を自宅で再現できるなんて最高……! なんて思いつつ、ひとくち。

いちごかき氷のときよりも、マンゴーが入っている分、シャーベットのようなしっとりした氷の食感です。なめらかさにマンゴーの甘さが相まって、気分は“台湾で食べるかき氷”です。以前に一度だけ台湾を旅行したのですが、そのときに食べたマンゴーかき氷を思い出して懐かしくなりました。マンゴー好きにはたまりません。

マンゴーかき氷の際は、平たい皿に盛ると、より台湾のかき氷感が出るのでおすすめです。

今回作ったいちごかき氷とマンゴーかき氷以外にも、抹茶白玉や白くま、カプチーノなどの作り方も付属のレシピブックに掲載されています。また、専用製氷カップは単体1080円で購入できるので、みんなでワイワイ作りたい人は2-3個持っていてもいいかもしれません。

ただ、軽い力でするすると削れる構造や鋭い刃がある反面、本体の分解ができないため、洗いづらさはあります。

貝印の「KaiHouse本格かき氷器」のお値段は1万6200円。「数千円の安いかき氷器で十分だ」と思う人もいるかもしれません。しかし、お店で食べる一杯千円を超えるかき氷を、家で好きなだけ食べられると思えば魅力的です。

この溶けそうな暑い夏に、家族みんなで、友人とパーティで、大活躍してくれそうな一台です。

>> 貝印「KaiHouse本格かき氷器」

 


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(取材・文/中川美紗

なかがわみさ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。「旅」と「アート」が大好き。情報が目まぐるしくアップデートされるスマホやウェブサービスに立ち向かいながら、webメディアを中心に記事を執筆中。

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