クルマの性能を証明するモータースポーツの熱さは健在!「東京オートサロン」レポート

■【ホンダ】SUPER GTシリーズ参戦に向けたコンセプトモデル

HONDAは「シビックタイプR-GTコンセプト」を発表。「2024年からのSUPER GTシリーズ参戦に向けてHRCで開発中の車両のコンセプトモデル」です。(HRC=ホンダレーシング)

ベースは言うまでもなく、シビックタイプR。「レース専用車両のデザインの方向性を示すコンセプトモデル」とホンダは説明。

2024年のSUPER GTシリーズGT500クラスへの参戦を目指しているそうです。

■【日産】グプタCOO「GT-Rの集大成」

大きな人気があったのが「日産GT-R」の2024年モデル。スタンダードとNISMO(ニスモ)という、GTとスーパースポーツ、2つの方向性を代表する2モデルが展示されました。

「史上最高のGT-Rともいうべき集大成です」と、プレスカンファレンスの場で、日産自動車のアシュワニ・グプタCOOは、語っていました。

大きな特徴は、各部の空力を見直したことと、ドライブトレインに手を入れたこと。

フロントバンパーの形状変更や新設計のリアウイングなどの採用で、ダウンフォースをさらに増加させているのが、スタンダードとNISMOに共通する特徴。

NISMOではさらに、足回りに手を入れ、、機械式LSDをフロントデフに組み込むとともに、4輪操舵の制御を見なおし、コーナリング性能を高めています。

■【スバル】モータースポーツでクルマの性能を証明

新型「インプレッサ」や限定販売予定の「レヴォーグSTIスポーツ#」を参考出品したSUBARUでは、やはりモータースポーツイメージを強調。

「WRX NBRチャレンジ2023」をはじめ、「WRXラリーチャレンジ2023」「BRZ GT300 2022」など、クルマの性能を証明するのにモータースポーツ活動は重要とイメージさせる展示でした。

■プロショップやゲームコーナーも熱い!

もちろん、個人オーナーのいわゆるプロショップもがんばっていて、さまざまなモータースポーツ用車両を展示。熱いショーでした。

<文/小川フミオ>

オガワ・フミオ|自動車雑誌、グルメ誌、ライフスタイル誌の編集長を歴任。現在フリーランスのジャーナリストとして、自動車を中心にさまざまな分野の事柄について、幅広いメディアで執筆中

 

 

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