■たくさん歩いたことで分かるトングソックスの意味

舞台は東南アジア某都市。アジア特有のボコボコの歩道がいかにも歩きづらそうな街です。しかもバイクタクシーが普及していて、さらに暑い季節なので、歩いている現地の人はほぼ見かけません。

そんな中、TELICのサンダルで歩き回ってみました。コンビニで買った水を片手に、ぷらぷら散歩。厚底ゆえに段差も気にならないのはいいですね。また末広がりな構造は、厚底にありがちな安定感のなさを払拭してくれて、すこぶる快調です。
さすがに昼日中に歩き回るのは危険なので、朝と夕方から夜にかけて15km以上街ぶらし、宿へ帰還。
その時に気づいたんですが、ちょっとだけ左足の甲にこすれたような感覚が。右はジャストサイズなんですが、左は多少余裕があったので、それが影響したのかもしれません。左右の足がまったく同じサイズってわけじゃないですからね。また鼻緒が当たる親指と人差し指の間も、ちょっとだけ赤くなっていました。
そもそもですよ、歩くために作られたスポーツサンダルではないのに、15kmも歩くなんて異常なわけです。自覚しております。
ということで翌日。

3種類のトングソックスを取っ替え引っ替えしながら、またもやお散歩。雨季なのに雨にあたらなかったのは幸いでした。
この日も15km近く歩きましたが、最も違いを感じたのは親指と人差し指の間でした。やっぱり1枚あると違う。

こすれる部分が少なくなると言えばいいのか、肌が直接鼻緒にあたる部分が本当に少なくなる(まったくなくなるわけではない)ので、それが長く歩くほどストレスになりがちな鼻緒が気にならなくなる。これは大きい。
いかんせん吸水や消臭、速乾あたりの機能を体感できるまではいきませんでしたが、定番のEVA製サンダルにありがちな足裏シトシトは、もちろん防いでくれます。また甲側のこすれを低減してくれる効果もあります。

帰国後に別タイプのサンダルでも試してみましたが、鼻緒がないサンダルよりは、やはり鼻緒があるトングサンダルのほうがより効果を実感できました。
足汗対策ももちろんなのですが、それよりも鼻緒やストラップと足のこすれを防ぐ効果のほうが感じやすいのは事実ですね。
さほど歩かないというのであれば、なくてもいいのかもしれません。でもそういう人にとっても、EVAのような樹脂製サンダルで不快に感じる足裏の汗や、それに伴うニオイをなんとかしたい場合には効果はあると思いますよ。
もちろん、サンダル履くのに靴下履くというひと手間が加わるんですけどね。
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昨年、サンダル記事を量産したクセに、実はトングサンダル(ビーサンのように鼻緒があるタイプ)が苦手でした。ちょっとそこまで履く分にはいいんですよ。でも、ちょっと長めに歩くとなると、とたんにしんどくなる。親指と人差し指の間が痛くなる。
それを少しでも軽減してくれるんであれば、トングソックスという選択肢はアリなんじゃないかと思います。だって涼しさという意味では、ビーサンは最強ですからね。
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<取材・文/円道秀和(GoodsPress Web)>

円道秀和|&GP編集部所属。担当ジャンルはITデジタル、オーディオビジュアル、ホビー他。好きなものはコーヒー、旅行、キャンプ、乗り物全般、カレー、ラーメン、アジアのローカル料理、小さいギア。好きが高じてSCAJコーヒーマイスターの資格を取得
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